一昨日からお伝えしている、天使の世界での慌ただしい動きと、その中心が大天使ガブリエルかもしれない、という件について。
 その問題が人間に与える影響の一端として、先日も取り上げた、ガブリエルが男性なのか女性なのかという問題が、ある程度影響する可能性があります。
 そしてその疑惑は、実は多くの女神達が受けてきました。

大天使ガブリエル

 例えばメソポタミア最大の女神イシュタルは、奔放な性欲を持つ美の女神として、全裸像を作られたのと同時に、戦争の女神として完全武装し、顎髭を生やした男性的な姿で偶像化されることもありました。
 その性質故に、キリスト教ではメデューサの如き醜い女神とも見なされ、また性転換させられて男性の悪魔アスタロスと同一視されました。

 続いて、イシュタルと性質が近いとも言われる、カアナン/フェニキア神話の女神で、バアルの妻アナト。
 アナトという名前は、後にギリシャのアテナや、ディズニー映画でもおなじみの女性の名前、アナやアンナに影響を与えています。
 アナトはバアルが宿敵モトに暗殺された直後に、その手でモトを惨殺したという、戦闘能力の高い女神で、特にその凝視の力は、敵に死をもたらす必殺技として、男性の神々からも恐れられました。
 この辺りもメデューサを思い出させますが、はやし浩史氏のダ・ヴィンチ『受胎告知』考証では、ガブリエルが聖母マリアを凝視していることが異様だと指摘していました。

 続いて、日本人になじみ深い、弁財天ことヒンドゥのサラスワティ。
 日本の弁財天のイメージは、サラスワティに由来すると言われていますが、井の頭弁財天などに伝わる秘仏では、八本腕に武器を持った、同じくヒンドゥのカーリーの如き姿で祀られている場合があります。
 そのせいか室町時代そして江戸時代には、弁財天男性説が囁かれていたとも伝えられます。
 それに対して江ノ島弁財天では裸弁天が祀られるなど、男性性と女性性が極端に表現されているところは、メソポタミアのイシュタルに近いと言えるでしょう。

 ちなみにジャパニメーションの大拠点として、多くの名作を排出している★スタジオジブリ【リンク】は、井の頭公園のすぐ近くにあります。
http://www.ghibli.jp/
 そうです、ジブリといえば、ガブリエルのアラビア語発音であるジブリールを思わせますが、実際の意味はサハラ砂漠に吹く熱風とのことです。
 しかしながら、イスラム圏という意味では、その熱風にジブリールを感じていたとも言えます。
 もしかしたら宮崎駿監督は、弁財天と大天使ガブリエルとの間に、ミッシングリンクを見いだして、その恩恵にあやかったのでしょうか。

 続きは明日。

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続いて本日のアメクリップご紹介は、ギリシャ神話のゼウスの妻はヘラ、そのローマ名はJUNOさんです。
 まさに結婚の女神がもたらしてくれるご縁です。

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