これは、私が幼い頃以来、長い間霊障を受けてきた経験から言えることですが、一般に「呪いを掛ける」場合、実際には相手に低級霊を憑依させているケースが多いようです。
 もっと言えば、相手に何らかの不幸をもたらす場合、必ずと言っていいほど、低級霊の力を借りています。
 「人を呪わば穴二つ」とは墓穴ですが、呪いを掛けることにより、掛けた自分自身も低級霊の邪気や波動を受けている、ということでもあります。
 さらに、洋の東西を問わず、呪いには様々な儀式がありますが、それを行うことにより、低級霊の世界に意識をフォーカスすることで、術者自身の潜在意識に、その波動が入り込むため、危険な行為と言えます。

 いずれにせよ、そういった存在を遠ざけておくためにも、黒魔術や呪いからは距離を置くのが一番です。

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