退行催眠を代表する療法の一つとして、前世療法または
過去生と呼ばれるものがあります。
 この手法は、療法士がクライエントの過去生を霊視する
ものではなく、催眠誘導を受けたクライエントが、自らの
潜在意識の中にあるメッセージを、過去生という形で視る
ものです。

 退行催眠療法士は、例えば江原啓之氏のように、霊視で
前世を鑑定する霊能力者ではありません。
 故に前世や霊魂が存在するか、あるいはそうした霊魂が
クライエントの背後にいるか、といったことは、退行催眠
療法士には分かりません。
 しかしながら、過去生として現れるビジョンが、これか
らの人生を前向きに生きてゆく上で有効なケースが、多く
確認されてきたため、現在でも多用されています。

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