月不見(つきみず)の池ジオサイトに到着。
糸魚川世界ジオパークの24あるジオサイトのひとつです。
ジオパークというのは、地質や景観を通して大地について学ぶ「大地の公園」のことで、みどころをジオサイトと呼びます。
『巨大地すべりが育んだ農耕文化と信仰』
月不見の池は、巨大地すべりにより大量に巨岩、奇岩が集まった所の窪地にできた池で、水面を覆い尽くすほどの藤の花の大木により水面に映る月の姿が見えないことから名づけられたそうです。
古い石柱に「文化13年」「領主 田沼…」などが記されていました。
昔から、人々の憩いの場所だったようです。
うーん、少しイメージと違うのは、藤の花があふれるには時期が早かったのでしょうか。
山口家住宅は、庄屋さんの家だったお宅で、現在もお住まいです。
安政8年、1779年に建てられたそうです。鉄板の屋根のもとは茅葺。
八十八体の石仏巡りは、またの機会にして、藤まつりが行なわれている早川地区へ。
大きな鉢植えの藤の花が通りを彩っています。
各家が育てた藤の花は、白い花、紫の花、どれもみな綺麗ですねぇ。
美しく懸け垂れる藤の花を心の中で月不見の池に重ねて、糸魚川を後にしました。
fin
今日の糸魚川日帰り旅は、糸魚川花めぐり から はじまります。
糸魚川世界ジオパーク 17.月不見の池ジオサイト http://www.geo-itoigawa.com/
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