本日退院しました。

19日間の入院でした。

 

手術は予定通り7時間かかったそうですが、無事に終了。

その後の回復は順調だと言われ、今日の退院に至ったわけですが、退院までの道のりは私的にはとてもしんどいものでした。

 

一番つらかったのは、手術後の吐き気。

麻酔の影響だそうですが、痛みよりもつらかったです。

それもさすがに徐々に回復して、手術の翌朝には歩いて部屋まで戻ります。

尿道カテーテルは術後2日目、点滴は3日目、ドレーンは6日目にとれました。

 

部屋に戻ってからは、倦怠感、極度の食欲不振、下痢痛がずいぶん長く続いてとてもしんどかった。

 

食いしん坊の私が、食べることがこんなに辛いなんてことがあるなんて・・・

病院食は食べないと身体が回復しないと思い、最初は砂を噛むように無理して食べましたが、あまりにしんどいので途中からは無理矢理度を落として食べる量が2,3割になりました。

 

ある日の病院食がシークレットの特別メニューで、とても美味しく全部は無理でも思った以上に食べられたことがきっかけで、少なくとも無理はあまりせずに病院食を完食かそれに近い量を食べられるようになりました。

 

 
茗荷ごはんが絶品でした。
凝ったデザートも全部食べられた。
天ぷらはヘビーだなと思いつつえび天が食べられたのが奇跡。
 
でも、まだまだ元気な時の食欲には程遠い。
今はまだ食べたいものがないのです。
回復は日にち薬、徐々に戻っていくと信じています。
 
 
 
病理検査の結果が出るまで術後3週間かかるから結果連絡は次の診察の時と聞いていたのですが、昨日の夕食時に主治医の先生がこられて「お話があります」って少々急ぎの様子で別室に案内されました。
 
急なお話ということに、えっ!って思いましたが、
「病理検査の結果が出ました。結論から言うと転移はありませんでした」って。
嬉しさのあまり涙がぽろっと出ました。
 
2週間かからず結果が出たのは、検査結果を診断する方に迷いがなかったからでしょうとの先生のお言葉。
それくらい私の検体がクリアに白という判断だったのでしょうか。
良いお知らせは早く伝えたいと、お忙しい中、退院前日の夜にわざわざ来てくださりお知らせくださった主治医の先生には感謝です。
 
 
ステージ1aの診断確定です。
(病理検査の結果次第ではステージングが上がったかもしれないということ)
初期だからと言ってもまだまだ最低5年は油断できませんが、与えられた命、これからもますます大切にしないといけないなと思っています。
 
 
まだまだ元気が出ませんが、ぼちぼちと溜まった封筒や優待を片付けていきます。
 
 
応援してくださった方々、本当にありがとうございました。