お正月にも鏡開きにも食べなかったぜんざい。
珍しく義母がぜんざいを作って欲しいというので
今日作って、明日もって行きます。
その前に少し味見(^^ゞ
ぜんざいは小豆をやわらかく炊いて砂糖を加えるだけでも
それなりにおいしいのですが、
私はあんこを作る作り方で作ります。
小豆を指で軽くつぶせるぐらいの固さにゆで、
鍋に水をゆっくりそそぎ、しばらくそのままにして上澄みを捨てます。
そしてまた水をそそいで、しばらくおいて上澄みを捨てるという作業を
何回か繰り返すと、なべ底の小豆が透き通って見えるように
なってきます。
ふきんにあけて水を切り、鍋に戻し砂糖を加えて練ると
粒あんができます。
今日は粒あんではないので、ぜんざいの量まで水を捨て
グラニュー糖と水あめと塩を入れて少し煮たあと、さまします。
冷めていく過程で甘みが小豆に浸透していきます。
何度も水を換えることで小豆の渋みがとれ、
グラニュー糖を使うことで、さっぱりとした後味の良い甘さになります。
水あめは照りを出すだけなので、なくてもかまいません。
まだ、なじんでませんが、粒がしっかり残った上品な甘さの
ぜんざいができました。