角見ありの方が矢勢があるというのは理解できるかも

ジャイロ効果を出すために弓を約8°伏せるのは斜面打ち起こしかな

正面打ち起こしでも伏せていいのかな

矢の軌道:矢の蛇行をハイスピードカメラで撮影しているけど

角見なしでも撮影して比べて見せて欲しかった

 

よく理解できないのは

入木の弓なら矢が右に押し出されることはないのではと思うのだが

何故だろう

答えはこれかな

https://42875218.at.webry.info/201404/article_1.html

でも、入木の弓は右にねじれるからそれに対抗するために

角見を働かせる必要があるとすれば

出木の弓は左にねじれるはずだから

角見を働かせなくても真直ぐに矢が飛ぶということになるのだろうか

いや、出木の場合は矢が弓によって右に押し出されるから

角見を働かせる必要があるということになるのか

 

よくわからない

 

さらにアーチェリーパラドックスはどう理解したらいいのだろう

それにしてもこの射手すごすぎる

 

それはさておき

http://kyudo-monologue.hatenablog.jp/entry/2017/12/19/131037

この考えに従えば

角見を働かせるのは

弦で腕を払わないようにするため

ということになるのだろうか。

 

弓返りさせない射法もあるそうだが

どんな射法なんだろう

角見は働かせるのだろうか

体験できれば何かわかることがあるかも知れない

 

正射目指して日々鍛錬!(頭も)

馬手の手首に力みがあり

会で弽の堅帽子が的に向かずに下を向いてしまう。

的を向いていれば、離れでの矢筋のずれは水平方向のみのはずだが

下を向くことで垂直方向にもずれが生じて

その結果矢所が360°散ってしまう。

 

手首の力みをとるにはどうするか。

 

一つ気付いたことは

引き分けで弦を引いていくのは弽の弦枕であるということ。

だから

弦に弽がもっていかれる感覚を感じながら引き分けていく、

引くのは自分なのだが、弽に引いてもらうという感じを持つこと。

今更何だと思われてしまうだろうが、やっと気付けた。

 

弽師さん、弓師さん、矢師さん達は

長年の伝統と、ご自身の経験から

的に中るノウハウの詰め込まれた道具を作ってくれている。

道具を信じること、道具の働きを阻害せずに

シンプルに弓を引くことは大切だと思う。

 

正射目指して日々鍛錬!

いつも練習に通っている弓道場で

初段・弐段昇段審査会が行われ

運営のお手伝いをした。

 

服装は

紺とか黒のスーツにネクタイ着用

靴下は白

 

仕事の内容は、看的と矢返し

 

最初の矢渡しはなしで

かわりに5人立ちの模範演武が行われた。

教士6段や錬士5段の先生方

 

受審者の多くは高校1年生で

無指定審査

まだまだ中りは少ない。

 

まあ、中らないのは私も同じだけど・・・

 

正射目指して日々鍛錬!

足踏み 的が親指先を結んだ線上になるように

 

胴造り 前後左右に傾くことなく真っ直ぐに

 

取懸け 弦と堅帽子は直角に 中指は堅帽子の上にチョコンと乗せる感じで

取懸けの時の馬手手首の状態を最後まで維持するように意識して、力が入らないように

 

打ち起し 脇正面に向かって大きく弧を描いて、円相を崩さず肩が上がらないように

限りなく高く

 

大三 打ち起しの高さを維持して、両肩を脇正面方向に入れて

弓手は入れすぎないように、強く握らないように、

馬手の脇の下を神棚に晒すようにして堅帽子は水平に、矢も水平に

 

引き分け 弓手を床と平行に左に移動させる意識で目付節を押す感じで、

馬手が耳の後ろに回りこむ感じがするまで矢筋に押し開く、堅帽子は水平に

馬手は馬手肩の上に担ぐようおろし、

弓手は握るのでなく手の内が締まってくるのを感じながらおろし

両肩は入った状態ですっきりと下がるように

馬手の捻りは始めから終わりまで強めで

 

会 覚悟を決めて絶対に緩ませない

 

離れ 中筋から割れる事を意識して、馬手を裏的に真っ直ぐに飛ばす

弓手は脈所で押しきり、手首を振らないように

 

以上、覚書でした。

文章にするのは難しいな。

 

正射目指して日々鍛錬!

支部対抗弓道大会に

人数合わせのメンバーとして参加しなければ

ならなくなりそう・・・。

(誰か代わりに出る人が現れる事を願う!)

 

チームで近的だけでなく遠的も競うそうで

今日初めて教えてもらった。

 

目通りまでは同じように引いてきて

目通りから弓手はこぶしの上端を的の上に合わせたまま

馬手だけ下ろして会に。

弓は握りから10cm上あたりを的の上方にむけて押す感じ。

矢筋に沿って斜め下に離れを出す。

 

近的に比べて後に矢が飛ぶので、

的付けは少し前に。

 

射の向上のためには遠的の練習も

役立つそうだ。

 

正射目指して日々鍛錬!

毎回、練習の最初の一手は坐射で行うようにしている。

昨日の練習で、初めて束ることができた。

(審査の時束ったけど、これは日常と違った状況だったからなあ)

超うれしかった。今日の練習はこれで終わりって感じ。

 

最初の1本が中らなかったら、その日の練習はできないという

厳しいルールを自分に課して取り組んでいるつわものもいるようだ。

 

それだけ、練習の最初の一手は大切なものなんだろう。

 

正射目指して日々鍛錬!

1射目 技術で中てる

2射目 経験で中てる

3射目 体力で中てる

4射目 人格で中てる

 

いつかは極めてみたいものだ

 

正射目指して日々鍛錬!

3段に昇段できた。

 

これまで、無指定、2段審査では的中したことがなかったが、

今回は何と2中。

 

弓返りも、それなりにできていた。

 

学科試験問題は

A群 射法・射技の基本を列挙し、呼吸について説明しなさい。

B群 あなたが日々の修練で心掛けていることを述べなさい。

 

ちなみに 3段受審者50名 4段受審者30名 5段受審者100名

とにかく待っている時間が長かった。

 

正射目指して日々鍛錬!

 

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A群

1.「射法・射技の基本」を列挙し、「目づかい」について説明しなさい。

 射法・射技の基本は弓の抵抗力、基本体型(縦横十文字と五重十文字)、呼吸(息合い)、目づかい、心・気の働きの5つであり、これらが一体化し総合的に働くことにある。

 相手や物をみつめることは、目だけに心が集中し心身がおろそかになる。目つけのもっとも大切な要素は、自己の心をみつめることであり、場の掌握である。目づかいは呼吸や姿勢にも大きな影響をもつ。

 弓射を行う場合、的を見るときは、足踏み、弦調べ、物見、ねらいを定める以外にない。昔から蜘蛛の曲尺、雪の目付などと目の使い方はきびしく教えられている。これは万事にわたることである。


2.「射法・射技の基本」を列挙し、「呼吸(息合い)」について説明しなさい。

 ここにいう呼吸とは、生理的な呼吸ではない。意識の発動に伴って身体の活動をうながすときに生ずる呼吸で、すなわち、息合い、気息をいう。

 動作はすべて息合いとの協応によって生きてくる。すなわち、生気体(実体)となる。動作と息合いとは車の両輪にひとしい。息合いが伴わないか乱れるようでは、死気体(虚体)となる。息合いは基本動作(体配)を生かし、射法八節、とくに「会」・「離れ」における心の安定、気力の充実をもたらし、気合の発動の原動力となるものである。

 静かな長い呼吸がきわめて自然につづけられるように修練し、ことに不用意な動作には呼吸を忘れるので、動きの短い動作ほど息合いに注意し、それがやがては無意識の中に肉体におぼえこませるように習得しなければならない。


3.「射法・射技の基本」を列挙し、「基本体型(縦横十文字と五重十文字)」について説明しなさい。

 まず、自然体を保持することが肝要である。自然体とは人間の骨格の正しいあり方を示すもので、後天的な悪癖とか、誤った訓練による偏奇な姿勢をさすものではない。

 人体は、両足、両脚、両膝、腰、脊柱、頚椎、両肩、両腕、両肘、両手首、両手指などいろいろな部分の組合せから成り立ち、これを活動させるのは筋骨と関節であり、左右すべての活動が相対的であり、対応的であるのが自然体の法則である。

 足、腰、脊柱、頚椎を軸とする縦の線と、左右を支配する両肩、両腕、両肘、両手指の横の線の組合せ、すなわち縦横十文字の規矩が基本体型となるのである。

 弓道ではこの縦横十文字の規矩を最も重視し、さらに射の運行に伴って次の五ヶ所の十文字を構成し、これが総合的に働くことを射の基本としている。この五ヶ所の十文字を「五重十文字」という。弓と矢、弓と押手の手の内、弽の拇指と弦、胸の中筋と両肩を結ぶ線、首筋と矢。以上がそれぞれほぼ直角に十字の形態をなしていなければならない。射法八節はこの基本体型を作りあげる方法として、その法則を説明しているのである。

 

以上、教本P.99~103参照


4.巻藁練習の効用について述べなさい。

 う~ん、これ、弓道教本第1巻に記載がないと思うんだけど・・・

 

 巻藁練習は、的前練習に比べて当てたいという的に囚われがちな心から解放され自己の心身を見つめやすくなるため、より基本に忠実な射を目指した反復練習に効用がある。

 初心者にとっては、目の前のに大きな的があり、また28mという距離も意識せずにすむので安心して弓を引くことができるだけでなく、危険がより少ない環境で練習にうちこむことができる。

 経験者にとっては、癖を修正し、正しい姿勢、射形、呼吸、心に整え直すことができるとともに、的前に立つ前の準備運動として、筋肉をほぐし、集中力を高めることができる。


5.「取り矢」の仕方について説明しなさい。

 三つ弽、もろ弽の場合は、右手の甲を下にし、薬指と小指とで乙矢の板付を持って一度に抜きとり、四つ弽の場合は、右手の甲を上にして一たん引出し、射付節のあたりを薬指と小指の間にはさんで抜きとり、右手はもとの位置に復する。

 

教本P.96参照

 

B群

1.あなたが日々の修練で心掛けていることを述べなさい。

 今心掛けていることは打ち起こしを大切にすることです。肩が上がらないようにすくいあげるようにしています。できるだけ高く打ち起こすのですが、この時に真上に上げてしまいがちなので、馬手は体から遠くへ脇正面に突き出すようにして、そこから弧を描いて上がっていくようにしています。弓手も同じようにしてしまうと弓がどんどん照ってしまいますので、弓手は弓の末弭を真上に上げていくようにしています。うまくできると下腹の皮が張る感じが出て、この張りを維持しながら大三、引き分けと移行していくと会が安定してきます。今心がけているのは打ち起こしですが、常に先生に見ていただきながら正射を目指していこうと思います。

 

2.弓道修練を実生活にどのように応用しているか述べなさい。

 的に当らないのは射法八節のどこかに問題があるということが、だんだん理解できるようになってきました。実生活においても結果のみを追い求めるのではなく、過程を大切に積み上げていくことが結果として成果を生みます。また、成果が出なかった場合には逆にさかのぼり、その過程のどこに問題があったのかを明らかにすることが次への財産となります。弓道も実生活も一つ一つの正しい積み重ねを大切にしています。

 

3.「審査を受ける心構え」について述べなさい。

 昇段できればうれしいのはもちろんなのですが、合格、不合格のみに囚われてしまうのでなく、結果はどうであれ自分の誠を尽くすことを大切にしたいと思います。審査に関わる人、物、ことなどへの感謝を忘れてはなりません。感謝の気持ちをすべてに直接言葉で伝えることは到底できませんので、一つ一つのこと、一瞬一瞬に誠を尽くすことでこの気持ちを表したいと思います。

 

4.日常修練で苦労していること、その取り組みについて述べなさい。

 練習時間をたくさん確保したいのですが限りがあります。やらなくてはならないことをできるだけ効率的に行って時間を生み出すようにするのはもちろんなのですが、今日は時間が作れたから練習に行けるというのではなく、たとえば水曜日と金曜日の19:30~21:30は練習に行くと決め、やるべきことをそれに合わせて済ませるようにしています。

 

5.日常修練で仲間の安全の為にどんなことを心掛けていますか。

 自分の用具の点検や施設の状況確認をする。整理整頓をする。声がけや合図を忘れずに行う。周囲と歩調をそろえ不用意な動きをしない。等を心掛けています。

 

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