カギを鍵穴に差し込み、回すと「きぃ~」と
情けない音がするようになりました。
だからと言って、工具箱に突っ込んである普通の潤滑剤(CRC556)を使うと、ホコリを呼んで悪化してしまいます。
それ用の潤滑剤を入手せねばならぬが、めんどうだ・・・
思いのほか大きな音がするので
「防犯になる?」 ヾ(^▽^)ノ
と前向きに考えようと試みましたが、毎日のことなので
「自分を
だましきれない・・・」
ネットで調べると、呉工業さんの「ドライファストルブ」という製品が使えるらしい。
(電子錠タイプの鍵には使えないらしいのでご注意を。)
【作業手順】
1) 最初に掃除機をカギ穴にあて、ホコリを吸い出します。
半分気休めかもしれませんが、すみっこのホコリも取り除くつもりでノズルの角度をかえながら吸っておきます。
2) その後、この潤滑材を鍵穴に吹き付けます。
我が家の場合、鍵を回すと音が出ていたので、鍵穴から全体に行きわたるように多めに吹いてから鍵を差しガチャガチャ回しました。これを数回実施。
ちなみに、「注意書き」はちゃんと読みましょう。この製品には普通の潤滑剤と違う注意書きがしてありましたよ。
注意1.スプレー前にカラカラと音をたてながら容器をよく振ってください。
注意2.使用後は、つまり防止のため缶を逆さにして1~2回空吹きしてください。
3) 最後に、カギ自体もきれにします。
古い歯ブラシなどでブラッシングしておきましょう。
結果、いやな音もなくなり、スムーズに動作するようになりました。
以下【マニアックな方向け】
この製品は、スプレーした直後は液体なのですが、すぐに乾燥するので「ホコリを呼び込まない」ということらしいです 。
実験してみました。
スプレー直後。透明な液体です。
約1分後(室温24℃,湿度50%)
乾燥して白い膜が出来ます。
フッ素系潤滑剤が使われています。もっと粉っぽいかと思いましたが、張り付いている感じです。
でもティッシュ等でぬぐい取ることが出来ます。