蓼食う虫も好き好き -26ページ目

蓼食う虫も好き好き

自分が何科のなんという虫かはわかりませんが、時々見つけた蓼を齧ってみたいと思います



   その一 

   今現在この日本には、およそ800万軒の空き家があるという

   結果的に有効活用される空家は微々たるものだ

   ほとんどが手つかずのまま放置状態にに置かれている


   なんでこのような状態なのかというと、

   ご存知の向きも多々あろうと思うが、

   更地にすると、建物が建っている状態より固定資産税が何倍も掛かるからだ


   わざわざ解体費用をかけて次に使用しやすい状態にすると、

   そのまんまにしているより、重税が課されるからなのだ、という


   これまでは、放置されるのはほぼ黙認されてきたのだが、

   この5月26日に、『空家等対策に関する特別措置法』が施行され、

   危険とみなされ持ち主が判明しない場合は、行政代執行で解体が可能になった 

   その場合、解体費用はときに行政が負担する


   きちんとしたグランドデザインに基づく課税ではなく、

   その場その場で、取れるところから取ろうという姿勢がこの結果を生んでいる

   特別措置、というところにそれが如実に表れている


   行き当たりばったりは、原発行政にも、ひいてはこのところの一連の戦争法案

   にも通底している(この国の殆どのことにだ)



   その二 

   わたしの交友範囲がそこそこに国際的(ほぼアジアではあるが)なので、

   入管行政は身近な問題なのだが、

   今日たまたまユーチューブで観たこの国の難民に対する仕打ちをみるに、

   この国は本当に先進国なのだろうか、と疑ってしまう


   『難民の地位に関する条約』は、1951年に国連で採択され、1954年に効力が発生、

   日本の加入は、1981年に国会で承認、1982年に発効している


   昨年の難民申請認定数は、5千人中11人だという

   0.2%だ

   一番低かった2013年は認定率0.1%、その年の世界平均は32%だ

   これじゃあ、世界には相手にされない


   偶然今日目にした二点ではあるけれど、これって日本を本当に象徴してないだろうか



    
  


   で、一箱250円の煙草を今は吸っている

   
   今日は、『世界禁煙デー』なんだそうだ

   
   今、その一箱の残りが3本となっている


   何時ころ眠たくなって、明日何時ころ目が覚めるかによって、


   吸う本数が微妙に違うのだが、


   今、もう一箱購入すべきかどうかで迷っている


   わたしの辞書に『禁煙』はない


  
   

  


   コバエに関しては、北村総一朗が言ってくれた


   
   その他を述べると、


   ここのところの、そこらじゅうに張りからかしている蜘蛛の巣

   自動でバックアップをとっているんだか何だか知らんが、急に固まっちまうPC

   交差点で、左折或いは右折し始めてからおもむろに付くウィンカー
    (全然付けないよりはまだましだが、意味がないっぺ?)

   半ば居直っているS.A

   ヘビの生殺しの様な、地震や火山噴火

   十年一日の様な予算を組んでおきながら、財政難を振りかざす行政

   へたをすると、一日で数センチも伸びちまう雑草

   同じ客が、いつも同じ歌を歌って、それに愛想をつくママの声が聞こえる近所のスナック

   用もないのに爆音をまき散らす自衛隊のジェット機

   
   尋常な勝負が出来ず、揚げ足を取ることしかできん、そこの四人+アルファ


   以上、思いつくままの、鬱陶しいものやことでした