極私的タイ人観察記 その2 | 蓼食う虫も好き好き

蓼食う虫も好き好き

自分が何科のなんという虫かはわかりませんが、時々見つけた蓼を齧ってみたいと思います



   雨で本日の労働は休みとなった

   今回はタイ人の会話について述べてみたい


   タイ人が二人ならば二人の、

   三人ならば三人の

   四人以上でもその人数分の話を同時に聞くことがままある


   通常会話というものは、誰かが話し、聞き終わったところで次の誰かが反応するということで

   成立するものだが、

   タイ人の場合はそれが成り立たない場合が多々ある


   各人が話したいことを話したい時点で語り出すので、

   会話というよりしゃべりまくり合戦という様相が出現する

   それでも彼らはそれなりに聞き取り、話はまとまっているようなので恐れ入る

   七人寄った場合は、聖徳太子が同時に七人居ることに相成るが

   まあ、それはないだろう


   それを傍で聴いているわたしは、ともすると

   『キャット空中三回転』をしたい気分になるのである


   

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