スリー・ドッグ・ナイト『オールド・ファッションド・ラブ・ソング』
今読んでいる風野真知雄 『同心亀無剣之介 恨み猫』 の一節に次がある
そのとき、にゃん吉の鳴き声がした。
「おい、志保。そこの犬をあっちにつれていけ」
いま、にゃあと鳴いたのに。
前後関係をな~んも記さずこの三行だけを抜き出したのだが、
この可笑しさを判っていただけるだろうか
たま~に居るんだ、こういう人が
常識、細かいことなどものともせず、超然と構えているお人が
ちなみに、さきほどのことばの主は、町奉行所与力、今でいう警察署長である