タイ在記 その五 | 蓼食う虫も好き好き

蓼食う虫も好き好き

自分が何科のなんという虫かはわかりませんが、時々見つけた蓼を齧ってみたいと思います



   8月1日です。



   

   早くも最終日となってしまいました。



   今日は朝から、プラチュアプキリカーン市からさらに車で1時間ほど南の



   バーン・クルットという町を訪ねました。



   なんでもとてもスーアイ(綺麗)なお寺があるというのです。



   わたしが、神社仏閣を訪ねるのが好きなのを知っての計らいでした。




   

   ワット・タンサイです。




       




   建物は見ての通り素晴らしいのですが、内部が劣らず精巧な作りだったので驚きました。



   わたしは思わず、 「これタイ人が作ったの?」 と、



   とんでもない失礼な問いかけをしてしまいました。



   タイ人が造形の才に長け、なおかつ器用であるというのを承知の上でなお、



   そう問いかけざるを得なかった程丁寧な作りだったのです。



   「そっ、そうだけど何か」 という様なニュアンスの表情と、返事が返ってきました。





   




   残念ながら内部の写真撮影は禁止のうえ、デジカメのバッテリーがあがってしまいました。



   是非もう一度ゆっくりと訪ねてみたいお寺でした。




   

   今日の案内人は、夕べ 「ノー、リミット」 と言いながら共にビールをやったふたりです。




      エーとヌック




   

   めずらしく旨くない食事をし、みやげを買って一旦帰宅です。





   午後は、サムロイヨー国立公園内と思われる 「ブンブア」 というところに行きました。


                                 * ブア とは蓮のこと



   ここはそのままの湿原地の中に歩道だけを設え、植物、鳥類、魚類、爬虫類等の観察が



   できる様にしてある施設です。



   入園の際、ひとり200バーツと言われたのですが、



      

      ヌック 「いいじゃん、ちょっとだけだからさー」



      係官  「そお言われてもねー、決まりは決まりだし」



      ヌック 「頼む!ほんとにちょっとだけ 目、日本人を連れてきたんだぜ」



      係官  「ショウガナイワネー、くれぐれも内緒でね」



   

   という様な、やりとりがあったかどうかはいざ知らず、とにかくただで入れてくれました。



   帰り際、 「コプクン クラップ」(ありがとうございました) と言うと、



   手を振って微笑みを返してくれました。



   なんともタイでした。



   そもそも タイ には 「自由」 という意味があるそうな。





   というような、サバーイ(快適な)で、サヌック(楽しい)な日々を過ごし、



   8月2日NW28便にて無事帰国してしまいました。



   


   帰国後まだ1日も仕事していません。



   バチがあたるような気がする今日この頃です。



   

                       興味をもたれたら参考までに -->  Map of Thailand