品川駅に降り立ち、中央通路を歩いていたら、こんな横断幕が目に入ってきました。
わたしは、不法滞在でつい先日摘発され、現在入管本局に拘束されている、
わたしのタイの友人の知人の仮放免の手続きについて入管の指示を仰ぐのと、
当の本人に面会するために入管に向かい始めたところだったので、なんか出鼻をくじかれた気分でした。
とにかく、今年に入ってわたしの周りでわたしも知っている不法滞在の外国人が摘発されたのは
これで 3回目(延べ4人) になりました。
これまでも、差入れ、金銭的援助等で何回も入管に足を運びましたが、
(無事?帰国できた者、いまだに拘束されている者、さまざまです)
今回はちょっと事情が違うので、仮放免の申請とあいなったのです。
というのは、今回の彼女には、日本で生まれ育った2人の子供がいるからなのです。
彼女の日本滞在年数は、16年(そのうち何年が不法に当たるのかは、プライバシーに触れる恐れがあるので
きいていませんが)に及び、完全に日本での生活基盤ができあがっているのです。
入管職員の対応ですが、今日の職員に関しては非常に良心的でした。
具体的な手続き方法、またその可能性、そして法的根拠など、懇切丁寧に教えてくれました。
結果がどうなるかはわかりませんが、タイ人の友人とともに出来うる限りのことをしてあげる心算です。
いずれこのブログで結末の報告をします。
さて、冒頭に掲げた写真にある横断幕の裏面ですが、こんなんでした。
ルールを守れという前に、 「あんたらは恥を知れ!」 と、
どこに限らず上のほうでふんぞりかえっているおえらがたに、わたしは言いたい。