今日、タイ人の友人のタイ人の友人の外国人登録証の更新に付き添って、ある役所を訪ねました。
前回の更新の時も付き添って、何の問題もなく更新できたのですが、今回は様子が違いました。
外国人登録証の管理システムが新たにできて、検索ができるようになったみたいなのです。
もちろん法務省からみてのことです。
要するに、パスポートの有無、ビザの有無などが、更新時に確認できるようになってしまったということです。
件の彼は、パスポートは正規で期限内なのですが、ビザが切れていて不法滞在の状態です。
わたしの住所地に現住所を置いています。
前回までは手続き上なんの滞りもなく更新できたのです。
ところが、今回は、パスポートのNO.が登録されていないということで、追加登録を要請されたのです。
つまり、前回までそれぞれの役所の担当者の裁量に任されていた部分も、
今回のシステム化によって、有無を言わせずデータの共通化、強制化が図られたということです。
ここへきて、不法滞在者の (入管による) 強制退去が目立っています。
これは、法改正によって、不法滞在者の退去時の費用を本人が負担するようになったからです。
とりあえずの国庫負担がなくなったからです。
日本人の保護が受けられない立場の (不法滞在の) 外国人が狙われています。
まわりに利害を共通化する外国人の友人、知人がいない方には全く関係ない話です。
しかし、不法滞在であるにも係わらず、お互いに恩恵を受けている関係は、
個人、法人に関わらず多数存在しています。
それを十把一絡げに処置してしまおうというのが、未だに純血をありがたがっている日本政府のやり方です。
たまたまわたしはそういう関係性を身近に持っているので、特に感じるのですが、
日本政府の硬直化した考え方は何も入管行政に限ったものではありません。
牛肉にせよ、基地問題にせよ、拉致の件にせよ、根には共通するものがあります。
それは、 貧乏性!!
このところ鶏冠にくることばかりです。
もっと、 わかってらっしゃるという世界 にわたしは住みたい。
*わかってらっしゃる世界 というのは、なにも融通がきくとかいうことではありません。
くだらぬ話をする あほう な子供のために、携帯料を払っている あほう な親がいて、
それでやっとこさ経済が保っているようなくだらぬ世界ではない世界ということです。
端的に言えば