準決勝は、ポーランド対フランスと、日本対スロベニアになりました。

 

ポーランド対フランスは、事実上の決勝戦でした。高くてパワーのある選手たちが、ガチでぶつかりあう。凄く迫力がありました。ただ、サーブミスが多かったのが残念でしたね。特にフランス。よくあんなにサーブをミスして、勝てたと思います。サーブミスで流れが向こうに行っても、無理矢理こちらに引き戻す力があったんですよね。

それにしても、ポーランドの観客はいただけなかったです。いくら、母国応援とは言っても、フランスの選手がサーブを打つたびに、大きなブーイングの嵐。フランスにサーブミスが多かったのは、それもあったのかも。フランスが点を取るたびに、大ブーイング。日本も、もの凄い応援をしますが、キャーキャーと言った応援でして、相手チームの妨害をするような応援はしませんからね。

 

さて、日本対スロベニアですが、比較的相性の良い相手なので大丈夫では、とは思ってはいましたが、当然決勝トーナメントなので、スロベニアはギアを上げてくるだろうし、大丈夫かなという不安もありました。蓋を開けてみれば、試合は互角。やっぱり、スロベニアはギアを上げてやってきました。それでも、第1セットと第2セットのセットポイントは、西田のサービスエースで決まり、ほっとしました。最ももつれたのが、第3セットで、負ければ終わりの第3セット、試合がもつれます。25-25になって、ジュース、ジュース、ジュース。やっと、日本が点を決め、3-0で勝利しました。

 

この結果、決勝戦は、フランス対日本となりました。日本が、当初から目標に掲げていた「ネイションズリーグでは、決勝進出が目標」が叶いました。実は少々驚いています。凄いですねえ。最初のラウンドでは、キャプテンと藍がいないので、どうなるかと思ったら、きっちり勝ちきるし、ふたりが戻ってきたら、どんどん調子が上がるし、決勝トーナメントで藍が怪我をして出られなくても、大塚君がきっちりその役目を果たしてくれました。こうして、誰が出てもそれなりの結果が出るチームというのは、何かあったときにも対処出来て、強いですよね。

 

さて、今日は決勝戦。フランスはスロベニアよりずっと強いです。大好きな選手がいるんですけれど、どっち応援するかな(笑)。きっと凄い熱戦になると思います。楽しみです。