ジュリー・アンドリュースと『サウンド・オブ・ミュージック』の子供たち | 銀幕と緑のピッチとインクの匂い

銀幕と緑のピッチとインクの匂い

映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。

映画『メリー・ポピンズ』や『サウンド・オブ・ミュージック』で有名なジュリー・アンドリュースが、アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)の生涯功労賞を受賞しました。それを祝うために、『サウンド・オブ・ミュージック』の元子役たちが駆けつけ、胸熱の光景が繰り広げられました。

 

 

会場には、フリードリッヒ役のニコラス・ハモンド、クルト役のデュアン・チェイス、ブリギッタ役のアンジェラ・カートライト、マルタ役のデビー・ターナー、グレートル役のキム・カラスが揃いました。この中で最も年上のニコラスは72歳、末っ子であるグレーテルことキムは今年で64歳になります。

 

ロルフと付き合っていたリーズルを演じたシャーミアン・カーは2016年に73歳で死去。次女ルイーザを演じたヘザー・メンジースは2017年に68歳で死去。そしてトラップ大佐を演じたクリストファー・プラマーは、昨年2021年2月に91歳で死去しました。子供達が5人しかいない……。わかってはいたことですが、嬉しいというより淋しくて複雑な気持ちの方が先に立ってしまいました。大佐は天寿を全うされましたが、シャーミアンとヘザーは、あまりに若い年で亡くなってしまったからです。今までも、何回も子供達全員集合の動画や写真を見てきましたが、いつも7人揃っていました。それが、今は5人……動画を見た時、泣いてしまいました。

 

会場では「ドレミの歌」が流され、みんなも音楽に合わせて口ずさんでいる様子がカメラに収められました。

 

キャストのゼン&ナウと、AFIで集まった子供たちがドレミの歌を歌う動画を掲載します。

 

その前に、7人の子供達。

 

左上から、シャーミアン・カー(長女リーズル)、ニコラス・ハモンド(長男フリードリッヒ)、ヘザー・メンジーズ(次女ルイーザ)、デュアン・チェイス(次男クルト)。前列左から、アンジェラ・カートライト(三女ブリギッタ)、デビー・ターナー(四女マルタ)、キム・カラス(五女グレートル)

 

 

長女リーズル役のシャーミアン・カー

 

 

次女ルイーザ役のヘザー・メンジーズ。人気スターだったロバート・ユーリックの夫人でした。ロバート・ユーリックも

若くして癌で亡くなりました。

 

 

 

 

大好きな『サウンド・オブ・ミュージック』のコーナーを作っています。登場人物の紹介、撮影前に話題になっていたキャスティング、本当のトラップ一家の姿などを書いています。お好きな方は是非ご覧ください。