12月14日、フランスの女優アンナ・カリーナが癌にて逝去しました。享年79。



ヌーベルバーグのミューズと言われる女優さんです。ヌーベルバーグ作品はいくつも見ていますが、語れるほどは詳しくありません。ただ、彼女がヌーベルバーグを代表する女優さんだということは知っています。




1960年、ヌーベルバーグの旗手ジャン=リュック・ゴダール監督の『小さな兵隊』の主演に抜擢されます。2人は、1961年に結婚します。





その後、『女は女である』『5時から7時までのクレオ』『女と男のいる舗道』、そして『気狂いピエロ』などに出演。ゴダールとの絶妙なコンビを組みます。ゴダールとは1965年に離婚します。その後も、映画には出演。



『女は女である』で、ベルリン国際映画祭女優賞を受賞しています。



2003年の『ぼくセザール 10歳半 1m39cm』を最後に映画から遠ざかっています。



アンナ・カリーナは芸名で、ココ・シャネルが授けたものだそうです。



ミューズを亡くしたゴダール監督の心中いかにや。



安らかにお休みください。





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