追悼 加藤 剛 | 銀幕と緑のピッチとインクの匂い

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映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。

6月18日、加藤剛が亡くなりました。享年80。



癌だそうです。そういえば、最近お見かけした時、やつれていた気がしていました。



超がつくような美男で、大好きな大好きな俳優さんでした。悲しいです。



有名なのは、『大岡越前』かもしれません。時代劇は苦手なので、これは子供の頃から自分の意志に関わらず見せられていました。共演の竹脇無我さんもハンサムで、そういう意味では、素敵な作品でした。


 

私が好きなのは、NHK大河ドラマ『風と雲と虹と』です。時代劇でも、これだけはOK。おまけに大好きな俳優が沢山出ている作品で、草刈正雄、加藤剛の弟役で高岡健二と、目の保養になる作品でした。加藤剛の相手役には吉永小百合が出ていて、彼女のお付きだった奈良岡朋子さんが好きになりました。



TVドラマのリメイクだと思うのですが、確か『喜びも悲しみも幾年月』にも出ていたように思います。共演は、栗原小巻でした。



そして、なんと言っても、『砂の器』のピアニストですね。この人が、こんな役を演じるなんて、と驚きました。



大好きな人だっただけに、ショックは大きいです。実力派の大スターとして君臨してこられた加藤剛さん。とても素敵な方でした。



安らかにお休みください。