私の好きなイイ男たち~ロブ・ロウ | 銀幕と緑のピッチとインクの匂い

銀幕と緑のピッチとインクの匂い

映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。



 久しぶりのこのシリーズです。

 俳優のロブ・ロウ。1964年3月17日生まれ。50歳のお誕生日おめでとうクラッカー

 50歳なんてなんのその。美貌は衰えることなく、寧ろ大人の落ち着きと品性を備え、太りもせず、何ていい男なんでしょうラブラブ

 ロブ・ロウを初めて見たのは、1983年の『アウトサイダー』 。主役のポニーボーイのお兄さんのソーダポップ。その完璧な美貌に完全にノックアウトされました。この映画では、色々問題を抱える貧しい側の少年たちで、突っ張った面もあるのですが、何とも端正なお顔に完璧な鼻の形。映画も凄く良かったし、ロブ・ロウ見たさに、公開時に2度観に行って、名画座にも行って、多分公開された一年で、4回は観に行っているはず。若くて、元気でございました。



 『アウトサイダー』に出演していたマット・ディロンやロブ・ロウなどの人気は、この映画で爆発。ブラッドパックと言われて、若い女性たちの間でキャーキャー言われまして、映画雑誌の表紙やグラビアを毎月のように飾る日々。うちの近くの文房具屋さんで、『アウトサイダー』のでっかいポスターを発見!など、ブラッドパックは飛ぶ鳥を落とす勢いでして、映画界の大旋風でした。

 ロブ・ロウも大変な売れっ子になり、ロブ・ロウ出演の映画が公開されると、時間とお金が許す限り映画館に走りました。『ホテル・ニューハンプシャー』『セントエルモス・ファイアー』『マスカレード』……パンフレットは宝物ですね。



 人気を得たのが『アウトサイダー』だったから、ちょっと斜に構えた役もあったけれど、ロブ・ロウは、やっぱり基本的に優等生タイプだと思うんですよね。典型的な青春ものも良く似合うし、知的な雰囲気があるから、エリート役も似合う。でも、この人、単なるアイドルでいるのを嫌って、若いうちから悪役もやったし、『スクエア・ダンス』では、知的な障害がある役を好演。スクリーンで神々しく輝いていましたね。

 その後、人生色々あって(割愛!)、でも、ずっと好きで、久しぶりに見たのが『アトミック・トレイン』。おお、ロブ・ロウだ!という感激。そして、ドラマ『ホワイト・ハウス』では主演で帰ってきて、ホワイトハウスの若きスタッフ、超エリートだけれど、ちょっと能天気な役を熱演しておりました。やっぱり、その時もとびきりのハンサムさんでした。この『ホワイト・ハウス』は、何年もエミー賞を総なめにするような傑作で、とっても出来の良いドラマ。これは正真正銘負け惜しみではなく、くだらない映画より百倍も見る価値がある素晴らしいドラマです。

 その後も色々な映画やテレビムービーに出演。そして、ドラマ『ブラザーズ&シスターズ』で、上院議員役でレギュラー出演。上院議員には若過ぎると思うけれど、ホワイトハウススタッフから、遂に上院議員へと上り詰めましたか、と感無量。それも、ただの上院議員どころか、大統領を狙う存在に……。

 ジョン・F・ケネディの伝記ムービーで、JFK役で主演するそうです。見たいなあ。

 ロブ・ロウへの深い深い30年愛は、未だ消えず。これからも応援しています。いつまでも、素敵でいてねドキドキ


 



『アウトサイダー』のシーンを集めた動画です。ポニーボーイ多いけれど(笑)。襲われた弟の顎をくいっとあげて「大丈夫だ」と言うときの、ロブ・ロウの横顔が完璧な美しさなのです!




フィルモグラフィーです。彼の活躍は、まだまだ続くのです。