ゲーリー・サトー氏のスマートバレーボール | 銀幕と緑のピッチとインクの匂い

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映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。

 昨日、NHKでバレーボール男子の新監督に就任したゲーリー・サトウ氏のインタビューを放映していました。ゲーリー・サトウ氏との縁については、以前書きました。


 TVでは、ソウル五輪前や、五輪時のサトウ氏が映っていて、さらにカーチ・キライなどの選手たちも映っていて、胸が熱くなりました。


 ゲーリーさんは、これからの男子バレーの方針としてスマートバレーボールを掲げていました。そうですよね。あの頃のアメリカ男子は、知性的な監督のもと、知性的な選手たちが、実に知性的なバレーを繰り広げて世界一を続けておりました。それを監督の下で導いていたゲーリーさんが、この言葉を言うと実に真実味があります。


 出来るならばもっと大きいチームを作って欲しい。でも、それにも日本では限界がある。ない点を補うのが知性です。


 目先のことにとらわれないで、次のオリンピック出場権獲得を目指したチームを作って欲しいです。男子バレーがオリンピックに出られないのは淋しくてなりませんから。