会長から退く、と言ったと思ったら、やっぱりやめた、のバレンシアのソレール会長ですが、またもややっぱり辞める気になってきたようです。かつての副会長だったソリアーノ氏と、やり手のビジネスマンのビジャロンガ氏と会談を持ったということから、話が随分現実味を帯びてきました。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20080227-00000020-spnavi-socc.html


 ソレール会長のままでは駄目でしょう。周りにイエスマンばかり置いて、独裁体制で、クラブを欲しいままにしている。そして、うまくいっていない。ただ、何で今この時にこんな話が出るんでしょうね。ソレール会長は辞めるべきだと思っていましたが、この話を昨夜目にした時は腹が立って仕方ありませんでしたドンッ。だって、選手たちは、大事な大事なコパの準決勝を戦おうという直前ですよ!そんな時に、会長がこんな話を出しますか!?選手をサポートするどころか、足を引っ張り続けていますよ。まあ、今に始まったことではありませんけれどね。


 ソレール会長は、あの風貌ですが、お坊ちゃま育ちとかで、結構打たれ弱いそうです。ですから、ここしばらくのゴタゴタと会長批判に心がくじけたかもしれないし、さらにここが経営面でも引き時と考えたかもしれませんね。


 株売却交渉がどうなるのかわかりません。ソリアーノ氏が、次には会長職に就くのかどうかも。ただ…、もうわからなくなってきました。ソリアーノ氏は、クーマン監督が嫌いとみえて、「私は会長職に就けば、クーマン監督はバレンシアの監督として10分と持たないだろう」と言っています。私は、悪いですが、どうしてもクーマン監督が人間的に好きにはなれません。このまま彼が監督として居続ければ、選手がますます大量放出されるのが心配です。それでも、果たして今すぐまた監督を変えることは、適切なことなのでしょうか。


 既にキケが更迭され、オスカル・フェルナンデスが暫定監督として就任し、クーマンが一応3人目です。暫定監督をいれないならば、2人目ですが、ま、とにかく今季既に監督が代わっているわけです。どうにも調子の出なかったバレンシアも、ここのところやっと、ほんのちょっとですが、良くなってきたように思います。それがクーマンのおかげなのかどうか私にはわかりません。それでも、若手選手が生き生きしてきたように思えてなりません。そんな今、またもや監督を更迭して、次の監督を捜すことは、果たしてチームにとって良いことなのかどうなのか…。選手の困惑はまた深くなってしまうでしょうね。果たして、選手はどう思っているのか、まあ本音は言わないでしょうが、聞いてみたいところです。何より、新しく会長に就任する方に、選手の気持ちを良く聞いて欲しいと思います。今はとりあえずクーマンで行くのか、それとも代わって貰った方が良いのか。


 カニサレスたち3人が戻ってくるというのは歓迎です。それでも、これまた厳しい現実を突きつけられるしかないような気がします。カニサレス、カニ様、私の大好きなキーパーです。ティモ(ヒルデブラント)がやってきた時、正直なところ、私はティモのことをカニ様のポジションを奪いに来たとしか思えませんでした。でも、ティモは最初の頃の随分酷い時期を乗り越えて、やっと安定してきました。元々能力のある選手です。やっと慣れて来たと言った方が良いのかも。ティモが嫌な奴だったらそれでも認められないけれど、ティモは結構良い奴でした。もう…ティモの時代と認めるしかないのかもしれない。カニサレスが帰ってきて、彼が控えていてくれたらとても安心ですが、カニサレスはそれで満足でしょうか。


 そんな色々を考えていたら、何が良いのか全くわからなくなってきました。何が正しいのか。それは人によって違うし、一部の人がこういう見方をしたからといって、真相は違うかもしれない。そのように受け取らない人もいるかもしれない。今度のうんざりするような騒動も、一体何が正しくて、何がいけないのか、本当のところはどうなのか、もうさっぱりわからなくなってきました。


 変わらずに思うのは、こうしたゴタゴタに巻き込まれ続ける選手達は本当に気の毒だということ。そんな中で、彼らはよく頑張っていると思います。選手たちも、本当のところは、もう何でもいいから、静かに練習させてくれ、試合に集中させてくれ、本音はそれだけなのではないでしょうか。