地震は怖い | 銀幕と緑のピッチとインクの匂い

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映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。

土曜日に関東地方を襲った地震には心底仰天しました。うちは震度5の地域に相当するのですが、震度5といえば、生まれて初めて体験する未知のゾーンなのです。何となく、「何かがやってくる」というような地鳴り(マンションの上階で聞こえるかどうか疑問ではあるのだが)のような予感があって、それからミシミシと揺れだし、ドーンとくるあの感覚。今思い出してもぞっとします。うちは、図書館か貸本屋が出来そうな家と言えばどんな状況かご想像頂けるでしょう。その長年ためた本たちが、バラバラどさっと、床に舞い降りてしまいました(涙)。おまけに、私は沸かしていたお湯を止めようとして、慌てて指を火傷する始末。たかが指一本の火傷なのに、これが痛いのですね。全くトホホな地震でした。

エレベーターに閉じこめられる人は続出するし、交通機関は麻痺するし、大変な混乱を起こした今度の地震。文明生活も、たった一度の大地の叛乱でずたずたになってしまうわけです。最近も新潟や福岡で大きな地震が起きましたが、被災者の方の苦労を考えると言葉もありません。


地面を揺るがすトレマーズならまだ退治の方法もあるけれど、地震だけはどうにもなりません。どうか地球さん、これ以上被害を起こさないで下さいと祈る毎日です。本当に地震は怖い!