ハリウッドはネタ不足? | 銀幕と緑のピッチとインクの匂い

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映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。

 相変わらずリメイクブームのハリウッドですが、今、日本映画のリメイクが大変多くなっているようです。『ザ・リング』や『シャル・ウィ・ダンス』のリメイクは記憶に新しいところですが、今度はどうやら『いま、会いにゆきます』がリメイクされるようです。主演はジェニファー・ガーナーになりそうだとか。『エイリアス』や『デアデビル』の彼女ですね。今までの作品から、ちょっとアクションヒロインのイメージの強い彼女が、どのように純愛を演じるのか見物です。とすると、相手役は、ベン・アフレック?


 80年代から90年代にかけては、ハリウッドはとにかくフランス映画のリメイクばやりでした。『スリーメン&ベイビー』『愛に翼を』、『アサシン』もそうでした。今もそれは止まらず、『Taxi』をニューヨークを舞台に作るそうです。フランス映画もスペイン映画もリメイクしまくったけれど、満足しきれず日本映画に挑戦ってところでしょうか。いっそ、寅さんでもリメイクしたら、長い長いシリーズが作れますよね。主演は、誰でしょうねえ。さすがにちょっと思いつきません(苦笑)。


 関係ないんですが、実を言うと、この『いま、会いにゆきます』の「ゆきます」の部分がどうしても気になるんですよね。文法的に間違ってはいないんだけれど、「いきます」と表記されていないとどうもイラつく。私の体質が古いんでしょうか。