東京電力福島第一原発の事故の影響に苦しむ福島県の調査団が、10月31日から11月7日までウクライナのチェルノブイリ原発を訪問する。事故から25年を経た現地で、住民の健康管理や除染などについて説明を聴き、福島の復興に役立てたい考えだ。
調査団は南相馬市、浪江町などの担当者や福島大学災害復興研究所の研究者らで構成。復興計画や原発事故対応、除染などにかかわる県職員も加わり、総勢30人規模になる見通しだ。
同研究所の清水修二所長(地方財政論)が「チェルノブイリに学ぶことは少なくない。現地の肉声から教訓をつかみ取っていきたい」と参加を呼びかけた。「福島とチェルノブイリはいろいろな点で違っているが、共通する部分もある。それを浮き彫りにするのも目的の一つ」という。