【重要】LLOYDとLloyd Footwearの違い。 | ドイツのロイド【LLOYD】の通販専門店 ロイドスタイルの店主ブログ

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「LLOYD」と「Lloyd Footwear」は全く違います。

Lloyd Footwearとはどんなブランドなのか。

Lloyd Footwear(ロイドフットウェア)の商品を見ていくと、

英国の雰囲気がビンビンに漂ってくるブランドですが、実は日本のブランドなんです。

創業は1971年で、創業者の豊田茂雄氏という方が、

イギリスのアンティークなどを取り扱う店舗をオープンしたのが発祥といわれています。

 

しばらくしてからオリジナルのシューズの製造をはじめますが、

発注、生産の方法はイギリスの会社に依頼する形をとったために、

イギリス製の靴を扱う日本のブランドという、変わった形をとっているブランドです。

 

イギリスの中でも革靴の本場といわれるノーザンプトンで生産され、

その品質の高さや高級感が、高い評価を得ているようです。

イギリス生産の日本のブランドですから、日本人が履くことを前提にして作られており、

より、日本人にフィットしたものを作っているというのが特徴なようです。

 

東京を中心としてショップがあるようですが、お値段が・・・

とても私には手が出ません・・・

イギリスの革靴の本場で生産されている靴なので、品質やデザインも素晴らしいものを

取り扱っているかと思います。

 

当店で取り扱っている「LLOYD」とはドイツのブランドです。

私が取り扱っているのは、ドイツのブランドのLLOYDです。

 

LLOYDのブランドの歴史の記事でご説明しましたが、創業は1888年で、

歴史と伝統が根本的に違います。

 

そして自社工場をもち、生産をしており、自社でデザインを手がけ、

ドイツを中心に多数のコンセプトストアを開設して広く人々に使用される製品を

多数生み出してきました。

 

しがたって、この時点で、まるで違う会社であることはお分かりかと思います。

 

世界各国の靴というのは、その土地土地で実は、足のサイズ、幅、高さ、足裏の形などの

特徴が違うので、生産される靴も微妙に違うといわれています。

 

そのため、日本人が、ヨーロッパで生産された靴を履くと、その微妙なサイズの違いで

足が痛くなりやすい、などの問題が出ていると言う方もネット上ではいるようです。

 

当店で取り扱っているLLOYD社の製品はドイツ製で、

どちらかというと、ドイツおよびヨーロッパに幅広く浸透しているのをみても

ヨーロッパ人に寄せた靴の作りになっているのは間違いないと思いますし、

やむを得ないことだと思います。

 

ここからは私見として考えを述べますが、

まず、足が痛くなりやすいという話ですが、私は全く見当違いの意見だと思っています。

LLOYD社の製品は、幅を広くとっている製品が多く、

日本人にとっては窮屈という感覚があまりなく、むしろゆったりして使用できると考えています。

 

また、ヨーロッパ人と比べると日本人が扁平足と言われていますが、

足の裏にフィットするインソールも比較的クッション性が高いものを採用している製品が多いので、

むしろ履き心地はとてもいいものだと考えています。

 

そして、ドイツ国民やヨーロッパ地域で広く使用されていることを考えると、

どちらかというと庶民的で手が出やすい商品でありながら、デザインが優れていることが、

決定的にLloyd Footwearとは違うと私は思っています。

 

歴史、受け継がれてきた伝統、技術、そしてデザイン。

私は圧倒的に靴のポテンシャルを引き出す術を持っているのが

LLOYDの靴だと思っています。

 

皆さんはどのように思われるでしょうか?

 

以上、ちょっと熱くなってしまいましたが、LLOYDとLloyd Footwearとの違いについてでした。