千本桜のだらだら小説(イン率低め許してちょ★) -2ページ目

千本桜のだらだら小説(イン率低め許してちょ★)

文才など欠片もないあたしの妄想と駄文にまみれた捏造小説的なぶろぐのようなモノです
生暖かい目で見守ってやってくださいm(__)m
尚、この小説はフィクションであり実際の団体、人物、行事等は一切まったくヒトカケラのこれっぽっちもとは関係ありません( ̄▽ ̄)ゝエヘ

また懲りずにあぷりました!
ぇ、興味ない?そんなこと言わないでよぅ
なんかダラダラだけど気にせず見守ってね≧(´▽`)≦
でわどぞー↓♪(*^ ・^)ノ⌒☆



「…ロハ、イロハ、色葉っ」
初めて耳にして数日の、それでも少しだけ慣れてきた声に、あたしは本に落としていた視線のずらした
さらさらの黒髪に包まれたあどけない笑顔が膝の上からあたしを見上げる
「何ですか、夜月くん」
溜め息まじりに抑揚の少ない声であたしは答えた
「溜め息つくと幸せが逃げるんだよ?
ま、イロハは僕といるだけで幸せだよね」
当然という顔であたしの彼氏、宵闇夜月は微笑んだ
君子危うきに近寄らず、平々凡々、人付き合いは狭く浅く…をモットーのあたしは正直彼のような存在は苦手だ
ほぼ毎日書庫にきて、お茶したり昼寝したり宿題したりして過ごすこの不法侵入者をどうしようか考えているうちに恋仲になっていたというおかしな成り行きで、あたしは自分でも不思議なほどこの状態を受け入れていた
この宵闇夜月という人間に興味がなかったわけでもないし、高校3年間の間彼氏の一人もできないのはそれも悲しいという理由もあったのだが
「そうですね、幸せですよ」
棒読みに近いあたしの言い種にそれでも夜月は変わらず笑っている。…この男は本当にあたしが好きなんだろうか。仮に好きでもない人間の部屋(学校だけど)に毎日きて遊んで帰るということができる人の精神が信じられない。観察してきたかぎり夜月はそんな人には見えないのでたぶんあたしを愛してくれているんだろう
「ねぇ、イロハ」
膝枕されたまま、夜月がいつもみたいに問いかける
「僕はイロハが大好きだよ、イロハは僕のこと好き?」
夜月はあたしを好きという、でもあたしは…
「あたしは…」
あたしは夜月が好きなんだろうか
「…好きだよ、夜月」
答えがわからないまま、あたしは嘘を答えた
嘘偽りでも夜月が笑ってくれるならあたしはそれでよかった
あたしは何時の間にか夜月を失いたくなくなっていた
それを人は恋だと思うだろうか。これはまるで、呪いのようじゃないか
あたしが嘘つきでも、夜月は赦してくれるだろうか
満足そうに笑ってキスをせがむ夜月と唇を重ねてあたしは願った
どうか、どうか、嘘がバレませんように、好きかどうかもわからないけど夜月を失いたくないから嘘をつき続ける
どうかそのことを赦して――――



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