後の祭り | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
【ブログ更新しました】


3月も半ばに入り、4月からの新報酬に対しての戦略は既に固まりましたでしょうか。
いまだ多くのことが疑義解釈まちであることに不安を抱えずにはいられませんが、過去を振り返るのではなく前をしっかりとみて進む事が重要だと思います。

本日は厳しい意見になるのかもしれませんが、「報酬改定」と「かかりつけ」について触れてみたいと思います。


Facebookやツイッターなどを通して今回の報酬改定、そしてかかりつけ薬剤師指導料について不安や不信の声が聞こえてきます。
国の目指すビジョン等々は十分にわかりますが、今回の新制度の要件には疑問を抱えずにはいられないと思います。

しかしながら私個人的な考え方ですが、「決まったものはしょうがない」ということです。

でかい話をすればいいという訳ではありませんが、国は医療ばかりでは成り立っていません。
もちろん薬局だけでもないです。

そして医療の財源は「国民の税収」ということを忘れてはいけません。

保険薬局療養担当規則の中に、「社会保険制度の健全な運営に努める」という要項があります。
薬局が厚生局に保険調剤の届出を出した時にすでにそれは課せられてミッションであるということが言えます。

「それはそうとも、今回の要件は・・・」

という声を聞きます。

その意見は間違っていないと思います。
しかしこの話はふっと湧いた話なのでしょうか。

診療報酬改定のメインは「中央社会保障医療協議会」という場で議論がされます。

診療側と支払い側に別れ、年末から年始にかけては毎週2回行われます。

もちろんそこには医者もいて、薬剤師もいます。


国から提案される数々の提案に対し議論が行われ診察側と支払い側から骨子が出されます。
そして2月に骨格である「短冊」と言われるものがあります。みなさんもみた点数の部分が○になったものです。

それを皆でまた議論した上で、国から点数の入ったもの、3月4日に出された報酬改定が提示されます。


大事なことは、「議論は常に行われていた」ということです。


何度も繰り返しますが、国が全て正しい訳ではありません。
もちろんそこには色々な思索があることは言う訳でもありません。

しかし「議論はされていた」のです。

これは一方的に出されたものとは違う!ということを知らなくてはいけません。
医者もいれば、薬剤師もいたという事実があるのです。

もちろん個々の感想は大事ですし、間違っているっと思うモノに対して主張をすることは大事です。

しかし決まったものはそう簡単には覆りません。

だからこそ本ブログでもずっと伝えてきたことは「概ね了解」という一言の持った重さなのではないでしょうか。

批判すべき場所は、国ではないと思います。

意見を言う場が用意されて、意見をいうチャンスも与えられています。

しかしそれが「出来なかった」ということの方が重要なのではないでしょうか。

小さな反抗として、そして経営判断として「かかりつけ薬剤師指導料」を算定しないという選択は出来ます。

それでも経営は成り立ちます。

それでも国の決めた方針やルールが変わることはないと思います。
「かかりつけ薬剤師指導料」がなくなることはないとも思います。

では何をすればいいのか。

2年後に同じことを繰り返さないように、声を上げ、形を作り示して勝ち取ることが重要なのではないでしょうか。

過去を振り返り批判をしても過去に戻れはしないですし、変えることは出来ません。

私達に出来ることは次の改定に向け、どのように主張をし本質を知ってもらい、あるべき姿に導くのかだと思います。

失敗だと思うのであれば、失敗をした原因があります。

成功の裏には、成功に向けたプロセスがあります。


私は仲間達と前を向いた議論をしたい。
そして2年後に、さらには2025年に向けた姿を追い掛けていきたい。

こういうことを言っているから批判を受けたりもするのでしょうけども、それでも道は作らなければいけないし、一緒に作ってくれる仲間がいればいい。

後ろを向いて歩くより、前を見つめて歩きたいと思います。



Aguantamos, que siempre hay esperanzas, y leventámonos.
(希望は常にある、乗り越え、立ちあがろう!)

「こまがたこうだいのぜんこく薬局放浪記」はじめました!vol.9
ロンドン~ロンドン~楽しいロンドン編







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