無資格が見せる問題とは | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
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『薬局は儲かっている』


4月27日に行われた「財政制度等審議会」の資料から財務省の言いたいことが伝わってくる。

詳細については以下をご参照いただければと思います。

「医療・介護を支える継続企業の知恵袋」
http://blog.goo.ne.jp/kae-manage/e/39ae9908faf7524f9f2b44cfde75f0c0


「医薬分業の真偽」と言われ、いまマスコミを含め注目を浴びています。

とても厳しい逆風の中に薬局はいるのですが、


「 薬局 対 世間 」


この構図って正しいのでしょうか。

医薬分業は国の進めた方針であり、売上(報酬)は国によって決められています。

ビジネスとは「ヒトがやっていないことをやる」「ヒトが求めていることを提供する」ということの追求だとすると、いまの成長している薬局市場というのは、なるべくしてなった市場だと思っています。

この問題について今回深く触れるつもりはありませんが、医薬分業史まで溯れば、現在の歪んだ分業の問題がどこにあるのかがわかるのではないでしょうか。

よく分業の歴史というとフリードリヒ2世を取り上げているが、それは世界の分業の根源であり、日本の医薬分業に対する是非とは異なる。

ここでいう分業史とは、GHQサムス准将による分業の事を指しています。


さて、こんな『儲かっている、儲かっている』と言われても否定できない事実がまた出てきました。

それが関東圏の薬局による無資格調剤です。

全回出てきた北海道での事件では、保健所の立ち入り調査止まりでしたが、今回は確定事項です。

土曜日に事務員のみで開局、そして事務員による調剤と処方。

この店舗は12日間の営業停止という処分がなされました。

薬歴未記載事件の時にも言及しましたが、本当に12日間の業務停止でいいのでしょうか?

今回、事務員によって処方された薬による健康被害はないとしても、行われた行為は法律に引っ掛かる立派な犯罪行為です。


「薬剤師がいなかったから・・・」


こんな声が聞こえてきそうですが、やっていることは薬剤師ではない人を薬剤師と偽る犯罪行為となります。


企業を中傷するわけではありませんが、ホームページを見る限り、「薬剤師」の人材派遣業を行っている様です。

経営者のプロフィールを見ると

「二日酔いで現場に立っている」

との表記も見受けられます。

国が与えた「薬剤師」という資格。

国から信頼され国税によって利を得ている「保険薬局」。

これは経営者の若さの問題なのでしょうか。


今回の問題は、多方面に影響を与える内容だと思っています。

「無資格調剤が・・・」


ではなく、「保険薬局」の全方位からの見方を変える出来事と捉えるべく問題です。

薬局は一つの「運命共同体」といえます。

1/57,000軒が気が付くと業界全体の不評へと繋がります。

今回の問題は根本から見直さなくてはいけないことだと思います。




Aguantamos, que siempre hay esperanzas, y leventámonos.
(希望は常にある、乗り越え、立ちあがろう!)

「こまがたこうだいのぜんこく薬局放浪記」はじめました!vol.9
ロンドン~ロンドン~楽しいロンドン編







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