言うのは勝手なので・・・いっちゃいます(笑) | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
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「ダメなものはダメ」


いつも同じ内容で申し訳ありませんが、各方面がバタついています。

一番対応に追われているのは日薬よりもドラッグストア協会ではないでしょうか。

今回の「薬歴未記載事件」において、色々な方がコメントを出していますし、いろんな所が報じているわけですが、いささか放置できないものもいくつかありました。

1)薬歴は義務なのか

2)薬歴はいつまでに書けばいいのか

3)患者への返戻は当たり前

4)それでも薬剤師達は擁護するのか



こんなトピックスを立てました。

簡単にザックリとふれます。


1)薬歴は義務なのか

これに限らず、一度日本国憲法を見直し、現代語訳した方がいいのではと私は思っています。薬局業界に新たにまたグレーゾーンが出来たのかなっと思っている問題です。

薬歴に関しては療養担当規則の記載だったと思います。

ということは義務ではないんですね。

そもそも義務だとすれば、それが加算になっているという算定要件がおかしくなります。


2)薬歴はいつまでに書けばいいのか

いまにわかに「レセプト請求まで」に薬歴を完成させるようにという通達がどこからか回っているようですね。

これ、グレーだと思います。

要は、「薬歴を書いているから保険請求をします!」っていうそのままの事なんでしょうけど、保険調剤の場合は一部負担金が発生しています。

確かにレセプト請求する点数は2カ月後に入ってくるわけですが、実際には調剤を行った時に、41点の3割の現金を貰っています。

そうなんです。タイムラグがここに発生してしまっています。

薬歴算定要件であるア~チまでを全て網羅しているメモを残し、後々清書する、または肉付けをするのはわかりますが、あとで薬歴を書くということは、先算定をしていると言わざるえません。

追加、情報誌に都内10数店舗の社長がコメントがありました。

「今回の事件はまったくもって信じられない驚きの事である。どんだけ忙しくても当日または翌日、遅くても数日後までにはきちんと記載をしている」


こうありました。
話す方も話す方で、載せる方も載せる方で、これアウトですよね。

重複しますが、スタートがあり、ゴールがあってそれに対する報酬をヒトは支払います。

これからおこる事柄に対して前払いをするというのまれなものです。(権利ビジネス等は例外)

処方箋の受付があり、投薬・服薬指導がありお会計をする。

そこまでのサービスに対して報酬が発生します。

これが本来あるべき姿だと思います。

さきに管理料だけ取っておいて薬歴はあとで書いておきますっとなったらやはりグレーですよね。

3)患者への返戻は当たり前

いうまでもないことですよね。

メモを書いていたから大丈夫なんて言い訳は通用しません。

この返戻金はきちんと当事者の元へ行くのでしょうか。

併せて21万件、少なくみても10数万人が対象になるのではないでしょうか。


4)それでも薬剤師達は擁護するのか

「医薬分業における規制の見直し」という討論が3月12日に行われます。
そこには分業批判でお馴染のあの方も。。。

今回の件で、どの様な影響を及ぼすのかが心配される所ではありますが、一つ気になる点があります。

同業としてこれだけ大きな問題を犯したという事実を軽視しているように思います。

今後どのような制裁が入るかが注目されますが、国から許認可をもらい公的なサービスを提供する事業者として、管理体制およびモラルの問題が問われます。

すなわち「保険調剤業務の取り消し」これが今回の落ち所なのではないでしょうか。

規模が大きいからっという問題になってしまうのかもしれませんが、ルールを違反したらこれは市場から退場が普通なのではないでしょうか。

別に会社をつぶすと言っているわけではありません。

「保険調剤」をさせなければいいのです。

これは当然の動きなのではないでしょうか。

年間保険薬局の取り消しを受ける所が数件あります。

市場を守るためには、ルールを作りモラルを維持する必要があります。



以上、今日も楽しかったです!



それが「義」なのではないでしょうか。

これにより多くの薬局が既に風評被害にあっています。

たしかに保険薬局の取り消しをされると経営が傾くかもしれません。

しかしそれは当然の結果であり、会社として受ける罰なのです。

逆に、それでもノウノウと商売出来るという市場を疑うべきだと思います。




Aguantamos, que siempre hay esperanzas, y leventámonos.
(希望は常にある、乗り越え、立ちあがろう!)

「こまがたこうだいのぜんこく薬局放浪記」はじめました!vol.9
ロンドン~ロンドン~楽しいロンドン編







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