おはようございます、KEITAです!
イップスになってしまいやすい人の特徴として、
「ミスを気にしすぎてしまう」というのがあります。
実際にひどいイップスになってしまったら、
気にするとか気にしないとか、そういうレベルではないのですが、
たとえば今
「ミスしたらどうしよう」とか、
「変なプレーしたら恥ずかしいな、申し訳ないな・・・」
そういう気持ちになりがちな方は、
『イップス予備軍』の可能性が高く、
現状、なかなか思い通りのプレーができずに悩まれていると思います。
そこで、「ミスを必要以上に気にしない」ために、
僕が1つ持っている基本的な考えとして、
「ミスをするときはする」というのがあります。
先日から行われているウィンブルドンで、
ナダルが格下のブラウンに敗れましたよね。
その時、ナダルは酷いプレーをしてしまいましたが、
そんなことは本人が一番よくわかっています。
・ミスしないようにする必要がある。
・効果的なボールをコースに打ちわける必要がある。
自分が何をしなければいけないのか、ナダルは当然わかっていました。
でも、彼はそれを実行できませんでした。
なぜかと言うと、"その日のコンディションが悪かったから"、です。
このように、テニスというのは【頭】で
「ミスしないようにするぞ!」とどんなに思っていても、
ミスするときはミスしてしまうものなのです。
そういうスポーツなのです。
なので、プレー中は、あまり「ミスしたくない!」とは思わないことです。
考えても意味がないので。
ミスするのは身体がまだそのショットを完璧にマスターできていないからで、
その場で少し「意識したり」「気を付けたり」しても、
何か結果を著しく変えられるわけではないのです。
むしろ、セルフ1で「考えて」しまうと、
かえってそれまで身体(セルフ2)が身につけてきたことが発揮されなくなってしまいます。
⇒セルフ1&セルフ2の話はこちら
テニスは頭で考えない、身体で感じる。
(ただし、「ミスしにくい配給」を考えるのはOK)
このことを意識して、練習に励むことをおすすめします!!
KEITA
PS
『考えない』で『感じるテニス』の詳細はこちら