非道徳な試合の勝ち方! | KEITAの我流テニス日記

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こんにちわ!3度の飯よりテニスを愛す男KEITAと申します!

昨年一時ブログ更新が止まっておりましたが、再開します!


今年から「ハイパフォーマンステニス」というサイトを運営し、より多くの人々のテニス上達の力になる所存です。

どうかよろしくお願いします!

こんばんは、KEITAです。

今回は僕が『戦術』を考える上で、一番大事だと思っていることを書きます。


それは、相手の『気持ち』を想像することです。


これができるだけで、
あなたの試合でのプレーは
劇的に変わってきます。


世代が違う人は全くわからないかもしれませんが、
昔、遊戯王っていう漫画がありました。

その中で「闇のゲーム」っていうのがあって、

それは
「精神力が先に尽きた方が負ける」
っていうルールで行われるんです。


で、まさにテニスもそうなんですよね。


テニスはラケットとボールを使った球技の一種ですが、

その本質は
「精神力の削りあい」
と言っても過言ではありません。

人によってその度合いはさまざまだと思いますが、
大事な試合では誰もが緊張しますよね。

弱気になって、時には普段のプレーが全くできなくなってしまうこともあります。


「今日は勝てそう」
「この相手は強そうだ」
「この相手なら勝てそうだ」
「やっぱり今日は勝てないかもしれない」
・・・


試合前から様々な感情が流れ、
ポジティブとネガティブの感情が錯綜しながら
ゲームは進んでいきます。

精神的に優位に立てればいいプレーができるし、
弱気な気持ちが少しでも覗いたら、
そのままずるずるスコアも離されていってしまいます。


まさに、テニスは『いかに相手のメンタルを潰すか?』を競うスポーツだと言えるのです。


「じゃあ、やっぱりメンタルを鍛えないといけないんだな!」


あー、まあ、それも大事ですね。


ただ、人間である以上、
精神力の強さには限界がありますし、
むやみやたらなポジティブシンキングは、
ただの「アホ」のすることで、はっきり言って勝ちにはつながりません。


そこで、僕が試合中に考えていることが
「相手の精神力をいかに削り取るか」
ということです。

自分の精神が相手に圧倒されてしまう前に、
相手のメンタルをいかに先にグロッキーにするか?

というのを考えているのです。

まあ、つまり、いかに相手が嫌がるプレーをするのか?
ってことです(笑)。

結構みんな「スポーツマンシップ」が大事、
とか綺麗事を言いますが、
本気で勝とうと思ったら、
はっきり言ってそんなの関係ありません。


逆に、徹底的に相手に嫌な思いをさせることを考えるのです。


では、いったいどうしたら相手に嫌な思いをさせることができるのか?

それには、まず相手をよく観察することです。

相手のプレースタイル、癖、
ダブルスならペアとの関係、

それらをよく観察していくと、
相手がどんな「弱み」を
心のなかに抱えているかが
わかってくることがあります。


たとえば、風が強く吹いているとき、
普通は風上の選手の方が有利です。

自分達が風下からのサーブだとして、
普通に「強い」サーブを打とうとしても、
当然いつもより球威は出ませんから、
あまり有効ではありません。

そこで、少し考え方を変えてみて、「風上の相手が嫌がることはなんなのか?」
と、考えてみます。

風上からは普段より勢いのあるボールが打てますが、
同時にオーバーするリスクもありますよね?

それで、相手も「アウトしないように打たなきゃ」
と神経を尖らせてるかもしれません。

なので、その相手の心理を突くために、
あえて緩いサーブを打ってみるのです。

相手にとっては
普通なら絶好のチャンスボールです。

しかし、いざそういうボールが来ると相手はかえって力んでしまい、
しかも風上で余計にボールが止まるため、
タイミングが合わずに
ふかしてしまったりすることがよくあります。

ダブルスなら、場合によっては、
そこにポーチを仕掛けて揺さぶりをかけるのもいいですよね。


実際に僕はこれで相手にリターンミスを連発させて、
当時格上だと言われていた選手に勝ったこともあります。

勝因は最初に言ったように、
いかに相手の心を読み、
そして、相手が嫌がるプレーをするか?

これを徹底しただけです。

自分の打ちたいサーブではなく、
相手が嫌がるサーブを打っただけです。


このように、試合では
模範となるスピンサーブではなく、
時にアンダーサーブの方が有効
なときだってあるのです。

(実際に高校時代関東の県で上位の選手がアンダーサーブを打ち合うこともあるんですよ)


まあ、他にも『相手の嫌がること』を考えるだけで、
星の数ほど戦術のパターンは生み出せます。


なので、今日はぜひ

・テニスの本質はプレーヤーの精神力を競うスポーツであること
・相手のメンタルを削るためには時に『非道徳なプレー』を仕掛ける重要性


これを覚えてください。

そして、ぜひ明日からのプレーに
いかしてくださいね。


単純に「綺麗なプレー」
ができるようになることが、
テニスで「勝てる」ようになることには
全く繋がらない、ということです。

このことに気づけば
今ある自分のテニスの引き出しでも、
勝てる可能性が一気に広がりますよ!


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