銀座の行政書士 齋藤史洋です。
いつもありがとうございます。
今日は3月11日です。震災から丸2年が経ちます。
東京銀座で仕事をしている私ですが、両親や親戚の多くは東北にいます。
東北の復興は他人事ではありません。
yahooのtopにこんな記事(アンケート)がありました。
http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizvotes.php?qp=1&poll_id=8687&typeFlag=1
被災地では、「スピードのジレンマ」が課題に上がっています。あなたは復興について「スピード重視」と「じっくり合意を得る」のどちらを優先すべきだと思いますか。
そもそも、復興政策に限らず、あらゆる政治的意思決定においては、「民意の反映」と「民意の統合」という対立する要請を調整して結論を出す必要があります。
そもそも、何をもって「復興」とするのか?
「復興」の定義は一義的に定まるものではありません。
しかし、何らかの「復興」政策を決定し、実施する必要があります。
どんな結論を出しても、全員が100%納得する正しい結論なんてありえません。
全員一致の合意なんてありえないのは誰にだって分かってます。
だからこそ、十分な議論を尽くして、少数者の利益に配慮した決定をしなければなりません。
全員の合意なんてありえないからこそ、デュープロセスが要求されます。
日本は法の支配の下にある国家です。
そうであれば、手続きの適正のみならず、実体の適正が重要です。
復興の名の下に少数者を切り捨てるような結論は許されません。
それが、立憲主義的な民主主義というものです。
「スピード重視」とは、多数決主義的な民主主義で、少数者への配慮を欠いた復興政策を進めることでしょうか。
「じっくり合意を得る」とは、立憲主義的な民主主義で、少数者の利益にも配慮した復興政策を進めることでしょうか。
言葉の意味をこのように解釈するならば、アンケートを取るまでもなく、後者が正しいに決まってます。
日本は立憲民主主義の国なんですから。
「スピード重視」がいいのか、「じっくり合意を得る」のがいいのかなんて、立憲主義の国において議論するまでもありません。
立憲主義の国において議論するまでもない事項が、このような二項対立形式での問いかけられること自体が間違っているように思います。
日本は立憲主義の国でありながら、実は立憲主義がまるで理解されていない。
さらに言えば、「スピード重視」と「じっくり合意を得る」の2項対立は、対立軸の設定自体がミスリードを生む不適切な設定です。
だれだって、「復興」は早い方がいいに決まってます。
その意味では、だれだって「スピード重視」です。
でも、「復興」の定義・内容は、人によって違います。
だからこそ、「復興」の中身や方法にじっくり議論せざるを得ないんです。
被災地では、「スピードのジレンマ」が課題に上がっています。あなたは復興について「スピード重視」と「じっくり合意を得る」のどちらを優先すべきだと思いますか。こんな能天気で無意味はアンケートが実施されてyahooのtopを飾ること自体が、既に多くの人にとって被災地の復興が他人事になってしまっていることを示しています。
国民の関心が薄れれば、国レベルでの復興支援が減っていくのも時間の問題です。
そうすると、後は公益法人等の民間非営利セクター、民間の社会貢献活動による支援に期待するしかありません。
公益認定専門の行政書士としては、復興支援を行う団体のサポートをこれからも続けていきます。
法人設立専門 東京銀座 行政書士齋藤史洋事務所
法人設立の専門家がしっかりサポート!
【ご相談窓口】
https://39auto.biz/office-saito/touroku/thread5.htm
【行政書士齋藤史洋事務所・所在地】
〒104-0061 東京都中央区銀座1-15-7 マック銀座ビル5F
※押すとGoogleMapが開きます。
アクセス抜群です!
有楽町線「銀座一丁目駅」徒歩3分
日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」徒歩8分
丸の内線・銀座線・日比谷線「銀座駅」徒歩10分
【取り扱い業務内容】
<公益法人・非営利法人設立>
・一般社団法人設立
・一般財団法人設立
・公益財団法人設立コンサルティング
・公益認定申請支援
・NPO法人設立
・認定NPO法人申請支援
・その他の公益法人設立
<各種会社設立・企業法務>
・株式会社設立
・合同会社(LLC)設立
・有限責任事業組合(LLP)設立
・各種契約書作成
<一般家庭向け法務サービス>
・公正証書遺言作成
・遺言執行手続き
・遺産分割協議書作成等の相続手続き