一瞬何が起きたのか分からなくて、しばし呆然。
時計を見ると午前2時。
何か変。
寒くて寒くて、全身の身の置きどころが無い程ダルくて。
マズイ!
明日は出張なのに!
熱を計ると38度8分。
こんな高熱、どうして?
夕べ寝るまではなんともなかったのよ!
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喫茶店のモーニングをいただきました、何十年振りでしょうか。
今朝は、採血の為朝食抜きだったものですから。
初老の夫婦で営んでいるらしい昔風のいわゆる純喫茶で、厚切りトースト一枚とハムエッグ、細切り生野菜がたっぷり添えられて580円。
今時のコーヒーチェーンのお店と比べれば決して垢抜けてはいないけれど、やはり、ゆったりソファーで味わう方が私には合っているみたい。
コーヒーのお代わりをして小一時間ほど座っていた間、4人のお客さんがそれぞれ慣れた様子で入って来ました。
驚いたのは全員、私と同じ世代の女性だったこと。
あさ9時半、あきらかに専業主婦ではない彼女らはこれから何処に行くのかしら。
時代は変わったものですね。
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せっかくアメリカ南部に来たのだから、是非プランテーションハウスを見たい!
急な申し出でしたが、運良くガイドと運転手が見つかりました。
ガイドの日本人女性は名古屋出身、学生時代に渡米しそのままこちらの人と結婚して暮らしている方。ハリケーン・カトリーナの被災者だったので、ひとしきり今回の日本の震災が話題になりました。
運転手は元軍人のザック、短く刈った頭に濃い色のサングラス、細身のスーツをキリリと着た風貌は、映画に出てくるちょっと怖いオニイサン風です。
ザックとリバーロード
ミシシッピー川の蒸気船
川沿いの公園で見た大道芸人、お見事!
プランテーションまでの道はミシシッピー川に沿ったデルタ地帯に延々と伸びているその名も「リバー・ロード」。
少し道を逸れるとワニが出る場所もあるとか。
道の両側に生えている木の枝にフワフワぶら下がった蜘蛛の巣の塊のような鼠色の物体が、「スパニッシュモス」と云う苔の一種であることを知りました。
“風と共に去りぬ”の映画の中で気になっていた物です。
時たますれ違ういかにもアメリカらしい超大型トレーラーに脅威の声を上げる私たちに、ザックは「僕の運転は安全だから大丈夫」と自信に満ちた言葉。
いよいよオーク・アレイ・プランテーションハウスに着きました。
さっそく写真を撮ろうとしたら、ザックが「きっと僕の方がうまいから」といってさっと私のカメラを取り上げてパチパチ写しはじめました。私の最新の一眼デジカメがとても気になっていたようです。
樹齢300~400年と言われるオークの並木のずっと奥に古き良き時代の木造の洋館が見えます
反対側、建物の2階からの景色、人物の大きさと比較して!
スカーレットがブランコをしている姿が浮かびます
最後にホテルの前まで送ってもらいお礼を言おうとした時、なんと彼の方から「楽しかった」と言われてしまいました。
ザックはきっと車とカメラが大好きだったのでしょう。
ガイドさんまで「名残惜しいです」といって眼を潤ませて…。
たった半日、お世話になったのは私たちの方なのに。