ノンフィクションライターの中村淳彦氏のレポート「老老介護を切り捨てる国、ニッポンの悪夢」ご紹介します。老老介護から認認介護(認知症高齢者が認知症高齢者を介護する)へと介護の世界は更に悪くなっています。その現状が報告されています。
現在の国の政策の延長上には日本の高齢者が生きる道はありません。慶応大学財政社会学者の井出栄策教授の提唱される
「貧しい人だけではなく、あらゆる人々の生活を保障していく。期待できない経済成長なんかに依存するのではなく、将来の不安を取り除けるような、そういう新しい社会モデル」
に舵を切らねばなりません。