うんちく話、大変参考になります。ありがとうございます。介護の現場は大変難しいと思います。病院のように悪い所を直せばそれでおしまいではないからです。そこで人が生活をしているわけですから、その人に寄り添い、最後までその人を支えねばなりません。奈美さんが言われる通り、そのためにはコミュニケーション能力は欠かせません。おまけに一人で介護をするわけではありませんので、介護スタッフ全員のコミュニケーションの上に成り立っているお仕事です。

ところで、ここで私のうんちくを一つ。コミュニケーションは何によって成り立つでしょうか。

それは、「対人感受性」と「論理的思考力」の二つと言われます。対人感受性がなければコミュニケーションは成り立ちません。その人のことを「思う力」といってよいかもしれません。その人の苦しみや悲しみ、喜びを共に感じることができる、これが対人感受性です。

次に「論理的思考力」はその人が困っているときに、どのように対応すればよいのかを考える力です。その為には知識が必要です。ケースバイケースで対処する力を付けねばなりません。その為には勉強が必要です。ケアカンファレンスの必要性を強く感じます。一つ一つの事例を中心に、ご入居者様のその時の気持ちを皆さんで共有し、そして対処の仕方について皆さんで知恵を絞る。その積み重ねからコミュニケーションの質が変わってきます。我々は介護のプロです。お給料をもらって介護を仕事としている以上、コミュニケーションスキルを磨く鍛錬をせねばならないと思いますが、如何でしょうか? 良い施設には良いコミュニケーションがある。少し長くなりました。お許し下さい。