L&LイングリッシュスクールのTomokoです。
昨日、1歳8か月の男の子が荻窪校のプリスクール(母子分離クラス)に初めて参加しました。
この男の子は、半年ほど前からお母様と一緒に親子クラスに通っていました。
なので、教室や先生には慣れていたのですが...
遊んでいるうちにお母様がいなくなったと気づいて大泣きしました。
当然です。
いつもずっと一緒にいるお母様がいないのですから。
寂しいし、心細いでしょう。
外国人ティーチャーや日本人ティーチャーが、いろいろな遊びに誘います。
積木や大型ブロック、電車、車など...
時にはだっこしたり、ひざに乗せたりしながら、じっくり子供と向き合います。
最初は泣いてばかりでしたが、15分ほどすると、好きな遊びが見つかり、集中し始めました。
驚いたのはその後です。
プリスクールでは、10時にスクールに到着すると、30分は好きなおもちゃで遊ぶプレイタイムです。
その後、みんなでClean-up(お片付け)をして、サークルタイム(挨拶をしたり、カードで単語を覚えたりする時間)に移ります。
プレイタイムでは遊びに集中している子供も、サークルタイムになると、ママがいないことに再び気が付き、「ママ~」と泣き出すことがよくあります。
でもその子は、サークルタイムになっても泣くことなく、きちんと小さなイスに座り、(まだ1歳8か月だというのに!!)ご挨拶をしたり、カードを勉強したりできたのです。
これはすごいことです。
その後もMusic & Movement、アート&クラフト、外遊びと、一度も泣くことなく、楽しく過ごすことができました。
初めての母子分離、大成功です!!
お母様が迎えに来て、お子様の様子をお伝えすると、とても喜んでくださいました。
外人ティーチャーも日本人ティーチャーも、「すごくいい子でしたよ!」「集中してどのアクティビティにも取り組めました。」「すごい!!」と大絶賛。
一人でできた!ということは、子供の自信、自立につながります。
ママは12時になったらまた戻ってくる、ということがわかれば、子供は安心してママとバイバイできるようになります。
スクールを開校して3年、何十人もの母子分離のお手伝いをしてきました。
一度も「ママ!」と言うことなく、初めて見るおもちゃに夢中になってニコニコ過ごす子。
目に涙をためながらも、興味のあるおもちゃで遊ぶ子。
30分泣いた後、外遊びをしたら気分が変わって楽しく過ごせた子。
泣いて泣いて泣き疲れて寝てしまった子も。
親子の数だけいろいろな母子分離の形がありました。
でも、初めての母子分離の時。
じっくりと向き合ってくれる優しい先生に囲まれ、子供の興味を刺激する様々なアクティビティを体験し、そして、「がんばったね」とみんなから褒められて、子供が自信を持てるように。
そんな風にサポートしていきたいと思っています。
というのも、私が以前子供たちを預けていた保育園で、心がこもっていない保育士さんの対応を何度か見たことがあるからです。
おもらしをすると、嫌な顔をして怒って掃除する先生。(わざとやったわけではないのに)
0歳児のベッドを、赤ちゃんの顔を見ることもなく片手で乱暴にゆすって寝かせている先生。(心がこもっていないことが明らか)
泣き叫んでいても放っておかれている子供。(何か訴えたいことがあるからこんなに泣いているのに)
過酷な労働環境のせいかもしれません。
園の方針やシステムに問題があるのかもしれません。
でも、L&Lではこういうことをしたくないと思います。
L&Lには、講師経験が豊富で、保育士・幼稚園教諭・看護師の資格を持っている先生などいい先生がたくさんいますが、採用基準は「子供が好き」で「心の温かい人」です。
なので、どの先生もみな愛情深く、子供をみてくれます。
昨日の男の子は、親子クラスに半年間通っていたということも成功の一因だと思います。
まったく初めての場所、初めての先生だったら、こううまく母子分離が成功していなかったかもしれません。
ママ大好き!な男の子の場合、半年ほど親子クラスに通ってから、プリスクールに移られるのがお勧めです。
初めての母子分離に不安をお持ちのお母様は、ぜひ一度ご相談ください。