とき:2024年7月7日(日)
ところ:兵庫県美方郡香美町村岡区(兎和野高原野外教育センター)
”下りが怖い”
土曜日はAM3時52分に起床する。久しぶりの村岡に行くことになる。村岡ダブルフルウルトラマラソンに過去出場したことがある。支度をしてAM9時に出発をする。沼田PAから高速に入り、順調に車は走る。瀬戸PAでトイレ休憩と軽食でランチパックピーナッツを買って食べる(AM11時5分)。AM11時22分に出発をする。胃の中に入れるとやはり眠たくなり12時ちょうどに白鳥PAに着く。仮眠をする。12時40分に起床する。
やっと気分も良くなり播但連絡道路へと入っていく。朝来から養父市に入り道の駅ようか但馬蔵にPM1時52分に到着をする。トイレ休憩で何も買わずに車へと帰り先を急ぐ(PM2時9分)。道の駅八千北をすぎると左方面へと登っていく。大会会場である兎和野高原野外教育センターにPM2時30分に到着をする。受付で参加賞であるフォークとスプーンセットをいただく。前夜祭(歓迎祭)があると聞いて、体育館へと向かうことにする。イベント企画で地元の有名人が出るとかで楽しみじゃ。
町長の挨拶で始まり、有名人が音楽にのせて出て来る。なななんとももクロをもじってももオバーZじゃった。5人の女性が出て、踊りまくる。しかし昔の娘さんじゃけぇだんだんテンポが遅くなり、乱れてくる。それもまた楽しい。手拍子が観客席から出てアンコールにつながる。コース説明が終わって最後にギターを持った青年が村岡の街の歌を歌って、クジ抽選会が始まるが、20しか景品はなく残念ながら当たらんかった。
すぐに体育館を出てPM4時37分に車へと帰る。ナビに割引券で120円引きがある八千北温泉「湯治の郷」へと向かう。PM4時54分に駐車場に着き、着替えとタオルを持って受付に行く。500円で入ることができる。サウナはなかったが誰もおらん大風呂に一人で入ることができた。嬉しい。ゆっくりと湯を楽しみラドンを肺にいっぱい吸い込む。PM5時39分にあがり、受付のおばちゃんに24時間トイレが使用できる所を教えてもらう。道の駅「村岡ファームガーデン」には土産物もあるとかでお礼を言って車を走らす。
PM5時57分に着き、土産を買うことができた。PM6時が閉店じゃけぇなんとか間に合うことができた。夕食は目の前にある「天下無敵」というラーメン屋があり入ってみる。女性2人がやっとるラーメン屋で奥ではもう宴会が始まっとってにぎやかじゃ。普通のラーメンが無難とのことで中華そば半分500円を注文する。「美味い」。クセのあるラーメンよりこの方が年寄りには良かった。
500円を支払って、近くにコンビニがあるか聞いてみる。約2km行った所にコンビニがあり24時間やっとるとのこと。お礼を言って行ってみるが、なななんとコンビニは潰れとって看板もなく、嘘をつかれた。帰り際にヤマザキがあり寄ってみる。ドアに貼り紙があり明日日曜日は休みとのこと。ここもPM10時には閉める。パンを買って明日の朝食にしようと考える。お金を支払って道の駅へと戻る。
ノンアルコールとつまみを買ったけぇ車中でラジオを聞きながら時間をすごす。駐車場には車中泊をする車が3台になる。ワシを含めると4台じゃ。歓迎会で見た人が2人おった。外の温度は32度でけっこう暑い。車中で寝られるか心配になる。後ろへ妻からもらった敷ふとんを敷いて、横になる。いつの間にかPM7時34分に寝入ってしまう。おやすみなさい。
日曜日はAM4時18分に起床する。ドアを開けようとすると急に「ビービービービー」とけたたましく鳴り響く。慌ててしまい、なかなか車の鍵が見つからん。やっと手に取りオープンにすると音が鳴り止んだ。三台の車中泊をしとる人らに多大なる迷惑をかけてしまった。「ごめんなさい」。トイレで顔を洗って帰る時に立ち寄ってみたい「村岡温泉」へと行ってみることにする。隣におった車中泊の青年がむすっとした顔で起きてきた。ほんまに申し訳ないことをしてしまった。急ぎ車を走らす。トンネルを2つすぎると道路の両横に大きな看板が見えてくる。右に入って行くとその温泉はあった。駐車場へとめて写真を撮る(AM4時45分)。
来る時にローソンがあったけぇ、温かいスープが飲みたくなり寄る。ワンタンスープ(153円)を買って昨日買っておいたパン2つと一緒に食事をする。これでなんとか腹ごしらえができた。元の道の駅へと戻りトレイルランスタイルに着替える。AM6時11分に大会会場へ向けて出発をする。AM6時24分に第2駐車場へ到着をする。歩いて体育館の更衣室へと入る。
AM6時45分に山賊エキスパート34がスタートする(第10回以降男女混合上位50位のみエントリー資格がある)。AM7時は山賊ドえりゃ32がスタートする。体育館内はどんどんランナーが少なくなってくる。次はAM8時スタートの鉢伏えりゃあ28じゃ。最後にワシが走る兎和野なんだいや13がスタートする。AM9時の号砲じゃ。
初めての出場じゃけぇ後方からいつものようにスタートする。ロードからすぐに山中へ入っていく。上りが続く。スタートまでの待ち時間で知り合った女性2人とのちに会うことになる。十石山山頂に着くと知り合った女性が「写真を撮りましょう」と言ってワシの携帯で撮ってくれる。感謝じゃ。お礼を言って先を急ぐ。
小さなアップダウンはあるが押し並べて上りが続く。次の瀞川山頂までは危ない箇所はなかった。またまた同じ女性に写真を撮ってもらう。嬉しい。下っていくとロードに出る。約1km走ると蔵羅(くらら)というカーの店舗で牧場じぇらーとを出してくれる。甘くて冷えとって美味い。
お礼を言ってエイドまで走る。ペットボトルの水を入れて飲む。「美味い」。ここからまた山中へと入っていく。急な下りが続く。右側は崖になっとって恐ろしい。出来るだけ山側へ体重を乗せて歩く。もう下りは走ることができん。後ろから若者らが走ってくるのを山側に身を寄せて先に通らせる。どんどん後方から声をかけて走ってくる。これも怖いものがある。約4km下ってやっとロードに出る。2km走ったところで再度山中へと入っていく。神社の鳥居が見えてくる。そろそろゴールが近いかも…。
やっとロードに出る。エイドステーションで水をくれた女性が言っとったことを思い出す。「最後に上りがあるよ」と…。やはりありました。最後の上りが約1km続く。そして兎和野高原野外教育センター内に入っていく。ゴールのテープを切る。完走証をいただく。年代別を見ると60歳以上となっとる。70歳以上もあったはずじゃ。主催者の人に聞いてみると手違いで出してしまったとのこと。あとで修正して送ってくれることとなる。もうどうでも良いが70歳以上の出場者は果たして何人おったんじゃろうか…。
体育館に帰って、400円で風呂に入れるとかで着替えを持って風呂へと入る。結局そのおかげで「村岡温泉」には入れなくなる。残念じゃが、帰る時間が少なくなるけぇ、次回に入ることにする。車へと帰りPM1時30分に帰路につく。最初は来た道を帰ろうと思っとったが勇気を出して鳥取経由で帰ることにする。ナビはPM9時着になっとる。大丈夫か……。犬挟(イヌバサリ)にPM4時に着く。
順調に時を刻んどる。180円でアイスクリームを買って食べる。体温を下げてくれて助かる。PM4時5分に車中で食べながら走る。七塚原SAにはPM5時52分に着く。トイレ休憩をしてPM6時4分に車を出す。
なななんとPM7時5分に帰宅する。往路と同じ時間で帰ることができた。やってみるもんじゃ。「ただいまー」「おかえりなさい」。2日間の充実した出来事を妻に話すシバカツであった。夕食は食べる気はせんかったが妻がたこ焼を出してくれ、なんとか食べることができた。熱中症になりかけとったんじゃろう。体感温度が上昇しとるけぇ気をつけんといけん。
村岡はいろいろなイベントがあって楽しいところじゃ。広島からの距離は神戸へ行くぐらいの距離じゃが、けっこう時間がかかる。次はどの大会に行こうが思案するシバカツであった。充実した一日が終わろうとしとる。明日は明日の風が吹く。エアコンがない夜が来ようとしとる。「暑いよー」「おやすみなさい」。
おあとがええようで…。