とき:2024年5月18日(土)・19日(日)

ところ:広島県広島市(賀茂コース)~(宮島コース)

 

”結願”

 

 広島新四国八十八ヶ所巡拝は、第56番棲眞寺と第88番弥山本堂が残るだけになった。土曜日は三原市大和町にある棲眞寺を目指す。八十八ヶ所の中ではかなりの距離を歩かんといけん寺じゃ。一日がかりになる。約30kmは歩くことになるじゃろう。準備をして車車でAM8時10分に出発をする。沼田PAから高速に入る。河内ICでおりて国道432号線を河内駅に向けてひた走る。AM9時20分に駅に到着をする。

 

 

 

 近くに駐車場がないか散策する。駅の左側に有料駐車場があり、1時間100円とある。約7時間往復かかるが常識を外れた行為は問題になるけぇ金銭で済むんであれば安心じゃ。大きな駐車場じゃけぇ安全安心を中心として車車をとめる。シューズを履き替えてリュックをかつぎ杖を持ってAM9時30分に出発をする。国道432号線を大和町に向けて歩く。商店街を通って432号線へと入っていく。国道じゃけぇ車車がよく通る。歩道がないのが恐ろしいガーン。白線の上を跨いで歩く。川沿いを季節を感じながら上っていく。AM9時50分に深山峡の夫婦岩という所へ着く。橋を渡った対岸には公園とトイレトイレがある。夫婦岩の写真カメラを撮っておく。

 

 

 

 

 下りはなくずっと上りじゃ。電柱に掲げてある温度計は27度と記しとる。汗あせるがどんどん身体中から出てくる。タオルで頭上から流れる汗あせるを拭う。もうタオルを首に巻いておこう。AM10時34分に深山速谷神社神社へと到着をする。

 

 

 

 参拝をしてお願い、持参したペットボトルの水を飲み一息入れる。AM10時40分に腰を上げて歩くとすぐに椋梨ダムが見えてくる。おっさんがドローンを空へあげてダムの絶景を見とる。もう一人のおっさんは中心に行き下を見下ろして写真カメラを撮っとる。ワシも顔をのぞかせて写真カメラを撮る。「超怖い~!」。

 

 

 

 

 案内板を見てダムを渡って白竜湖を見ながら歩く。木陰になりやや涼しくなる。橋が見えてくる。対岸には道の駅『よがんす白竜』が見える。

 

 

 

 翔竜大橋の下では釣りをしとる人もおる。有料でボートを出して釣りをすることもできる(AM11時15分)。橋を左に見て約100m下っていくと標識があり7.5km棲眞寺公園と記されとる。「あ~助かったぁ~!」。目標がやっと明確になる。

 

 

 しかしここからは上りが一段と厳しくなる。上り詰めると『果実の森』へと着く。地図では『向用倉農業公園』となっとる。看板は『SMILEーLABO』じゃ。帰りに寄ってみよう。イチゴいちごの帽子を被った青年が「おはようございます」と声をかけてくる。「ハイ」「ここまで歩いて来られたんですか?」「はい」。不愛想に答える。

 

 ここから下りがあり、少し気が楽になるが次の上りが恐ろしいガーン。やっぱり上りが来る。途中で標識があり、車道を通るより木陰のある山道を通ることに勇気を出して左へと折れる。以前はここを通って寺へ行っとったんではと思いながら直進する。手入れはされとらんが、車道を行くよりは涼しい。やっと車道へと出て、寺の山門へと入っていく。12時45分に寺の前へと着く。写真カメラを撮り、本堂内へと入り、線香を出して火メラメラをつける。15円の賽銭を入れてお参りの読経をするお願い

 

 

 

 

 

 PM1時に終わり納経用紙をもらいに行くが、ある所に用紙が大しかなく小がないけぇ、呼び鈴を鳴らす。住職が出て来られて納経用紙をいただく。300円渡すと小冊子『花園』をもらう。嬉しいニコニコ。住職は「ある」と「ない」しか言葉を発しとらんことに気づく。「納経用紙の小がないですか?」「ある」「ご本尊の姿図は?」「ない」ということでした。

 

 お礼を言ってPM1時5分に寺をあとにする。元来た道を行くのはおもしろくないけぇ車道を歩く。さすがに日照りと道路照り返しがツライガーン。杖をつきながら、やっとこさPM1時50分に『果実の森』へと到着をする。

 

 

 売店の中で『スマラボ水』130円、はとむぎ茶茶茶140円を買う。店員の女性に「ここは果実の森ですよね」「ええ3年前はそうでしたがオーナーが代わってスマイルラボに名前が変わりました」「あ~そうでしたか気づき」。椅子に座ることを了解してもらい、さっき買ったはとむぎ茶を飲む。喉が渇いとったけぇ一本空けてしまう。「う~美味い!」。汗あせるがどっと出てくる。タオルで汗あせるを拭う。トイレトイレを借りてPM2時に出発をする。帰りは道を覚えたけぇ少しは気が楽じゃ。

 

 

 

 アップダウンを繰り返して白竜湖CC入口にPM2時40分に到着をする。写真カメラを撮る。

 

 

 

 

 

 小休憩をしてスマラボ水を飲む。「う~美味い!」。全部飲んでしまいそうになるのをこらえて3分の1残す(PM2時40分)。7.5km地点の三叉路に来て、翔竜大橋の袂に着く。遠くに見える白い体育館を写真カメラに撮る。

 

 

 道の駅も撮っておくカメラ(PM3時10分)。

 

 

 白竜湖畔の木陰を歩く。来る時にあった自動車3台がおらんくなっとった。ボートで釣りをして大漁で帰ったんじゃろう…。PM3時36分にダムに着く。写真カメラを撮って渡り切る。

 

 

 神社神社まで行き休憩をする。最後のスマラボ水を飲んでしまう。熱中症にならんように気をつけんと…(PM3時40分)。5分ほど休憩をして歩き始める。PM4時6分にキャンプ場のトイレトイレに着き用を足す。ついでにキャンプ場にある炊飯場で水道の蛇口から空のペットボトルへ水道水を入れる。飲んでみると生暖かくて飲めたものではないガーン。一応救急対応で持っていくことにする。

 

 

 PM4時34分に駅の駐車場へと着く。車車へリュックを入れて靴を履き替えて、700円を封筒に入れて箱の中へ入れようとした時じゃ気づき。よく貼り紙を読み返すと、24時間以内なら一律500円と記されとる。「やったぁ~!」。500円玉を入れて箱の入口から投げ入れる。感謝じゃお願いキラキラ。7時間かかったけぇ700円と思っとった。自分に嘘をついてはいけん。自分が見とると思い、それが200円安くなるとは…。やっぱり人生騙してはいけん。嘘はいけん。誤魔化しはいけん。反省じゃあせる

 

 PM4時40分に出発する。「帰るでぇ~!」。温泉温泉かスーパー銭湯へ行こうと思っとったが、入る余裕はない。河内ICで高速に入り、水分補給で奥屋PAで無料サービスの水を飲む。ペットボトルのキャンプ場の水は捨てる。ごめんなさいえーん

 

 PM5時14分に出発をしてPM5時43分に帰宅する。ちょうど妻がウメ(柴犬)犬を連れて散歩へ出かけるところじゃった。服を脱いで風呂温泉へと入る。汗あせるを流して気持ち良くノンアルコールビールビールを飲もう。充実した一日が終わろうとしとる。明日は明日の風が吹く。明日は宮島の弥山本堂へと結願しよう。おやすみなさいzzz。PM8時に寝るシバカツであった。

 

 日曜日はAM5時22分に起床する。早めに参拝してお願い、ランチは水刺間(スラッカン)で食事をする。予約はしとらん。そして宇品の『ほの湯』温泉で結願した喜び音譜をサウナでそして温泉温泉でゆっくりしたい。朝風呂温泉へ入り、朝食をとってAM6時40分に車車で出発をする。妻も友人と買い物に行くとのこと。「行ってきます」「行ってらっしゃい」。ウメ(柴犬)犬は連れていってくれんけぇしょげとる。

 

 沼田PAから高速へと入り、廿日市ICでおりる。AM7時10分にいつも駐車場として使っとるJRの裏の有料駐車場へと車車をとめる。早かったけぇ店の人もおらん。今日は一日500円と書いてある。ラッキー音譜と思い財布の中を見ると500円がない。しょうがないけぇ1000円札を封筒に入れてポスト内へ入れる。いつもは1000円なのに今日はどうして500円なんか不思議な気持ちになる。

 

 準備をしてリュックをかつぎ杖をついて地下通路を通って宮島の松大汽船のフェリー乗り場で乗船券を往復500円で買う。360円だったのに140円の値上げじゃ。宮島観光税で廿日市市役所が考えた税じゃ。これで公共物のトイレトイレや景観が良くなれば喜ばしいことじゃキラキラ。AM7時45分発じゃけぇ、トイレトイレを済ませておく。自動改札口から入って待つ。5分前にフェリー船が着いて乗船する。10分で宮島へと到着をする。外人さんが多い。

 

 

 AM7時55分に登頂開始じゃ。厳島神社の鳥居神社の前で写真カメラを撮っとると肩に手がかかり、振り向くと若い青い目の女性がにっこりと笑って「写真カメラを撮りましょうか」と声がかかる。「サンキュー」と答えてポーズをとる。上手く鳥居神社を入れて撮ってくれる。それならワシもその女性が一人で鳥居神社を撮っとるけぇ「エクスキューズミー、撮りましょうか?」と言うと指を差して「主人がいますから」と主人の方へ手を差す。「わかりました」と言って笑って受け流す。外人さんも親切な人がおるもんじゃ。良い出来事が一つあり、嬉しくなるニコニコ

 

 

 

 

 

 

 厳島神社神社を撮って紅葉谷公園へと向かう(AM8時18分)。何回も登っとるが、険しい登りじゃ。早朝に登った人がおりてくる。挨拶を交わす。休憩をとりながら登る。けっこう若い人らは挨拶をしながら楽々と登っていく。羨ましい笑い泣き。やっとロープウェイと弥山の三叉路に着く。

 

 

 大阪から来たという青年が「天気がこれでどうですかねぇ~?」と聞いてくる。「曇りくもりのほうが晴天晴れより…」と答えておく。次に登山姿の女性が登ってきて、何かしら登ってきた階段をじっと見とる。誰か一緒に登った女性が遅れてきとるんか…。「あれ~!?びっくりハッ」。後ろをついてきたのは鹿じゃった。懐いとるんか登山姿の女性の後を追っとる。写真カメラを撮る。まだ逃げん。シャッターを切るカメラ(AM9時31分)。

 

 

 

 

 弥山本堂へ向けて最後の力を出し切る。昨日は30kmを歩いた。今日はどれくらい歩くんじゃろう…。弥山本堂に着き、靴を脱いで線香に火メラメラを灯し、15円の賽銭を入れて読経をするお願い

 

 

 参拝が終わり、あらかじめ電話をして納経用紙の場所を教えてもらっとったけぇ、確かめる。そこにあるはずが、ないあせる。小箱内には納経用紙は売店で用意しているのでそちらで受け取って下さいと書いてある。内心ほっとする照れ。(以前来た時は雨雨で売店は閉まっとって納経用紙をいただけんかったことがあった)。靴を履いて売店へと向かう。外人さんはワシの挙動に不思議な顔で見とった。

 

 売店に着いて「こんにちは」と声をかけるが、誰もおらん。よく前を見ると、「ただいま外出しています」という立札が見える。「あっちゃあ~」。またやられたかと憤慨するプンプン。どうしようかと思案しとると、ふとそうじゃ、参拝する時不安があったけぇ事前に電話しとったことを思い出す気づき。携帯電話を取り出して、電話番号を探して、プッシュする。するとどうじゃ。店の電話が鳴るではないか…びっくりハッ。鳴らし続ける。前の電話が鳴り続ける。

 

 ふっと音声が変わる。転送されたんか…。「もしもし」「はい」「何か?」「納経用紙をいただきに来たのですが?」「すぐ行きますのでちょっと待ってください」「はい」。下から来るんじゃろうかと思っとったら、3分も待たずに小坊主がひょこっと現れる。急に現れたけぇビックリするびっくりハッ。500円玉を渡すと、100円玉2枚と納経用紙をいただくことができた。「あ~電話しといて良かったぁ~」。

 

 お礼を言って隣の消えずの火メラメラの上にある大釜の中からお茶お茶を紙コップに取り飲む。「う~美味い!」。それを若い女性が見とるけぇ、やり方を教えて紙コップに注いでやる。「濁ってますねぇ~?」「お茶お茶ですよ。これを飲むと死にませんよ。長生きします」。ニコニコして飲んどったニコニコ。どれどれと数人の男女が来て彼女が親切に教えとった。良いこと一つ出来た瞬間じゃった。

 

 

 

 両手を合わせて挨拶をしてお願い元来た道へ下っていく(AM9時55分)。団体の外人さんが往来する。よその国へ来たようじゃ。紅葉谷を過ぎて商店街を通りフェリー乗り場に着く(AM11時14分)。乗船時間はAM11時20分じゃ。時間帯が昼前じゃけぇどんどんフェリー船から人が大勢おりてくる。コロナ禍前よりすごい人数じゃ。フェリー船に乗り、約10分で本土に着く。車車へと帰り料金表を見るとなななんと本日は1000円となっとるびっくりハッ。「なんのこっちゃ笑い泣き」。1000円を封筒に入れておいて良かった(AM11時38分)。

 

 ナビに『水刺間(スラッカン)』をインプットして出発をする。商工センターから一号線へと入り、仁保ICでおりる。すぐに到着をする(12時11分)。店の前に来ると4人の家族が外で待っとる。中へ入ると、店の主人が「ここへ名前を書いてください。お呼びしますから」とのこと。車車へ帰り、テレビテレビを見ながら待つことにする。

 

 15分ぐらい待ったじゃろうか。主人が呼びに来る。中へと入る。テーブル2席は4人×2席で満席じゃ。カウンター席の奥へと座る。主人に「ここはどれが人気ですか」といらんことを聞いてしまう。主人もどう答えて良いか分からずに「スペシャルは?」と言ってくる。「それにしてください」と答える。出来る間にどんどん待つ人が多くなってくる。さすが人気店なんじゃ。スペシャルランチが前に出る。写真カメラを撮る。

 

 

 

 

 

 韓国料理じゃけぇ慣れとらんがどれも美味い。「美味しいねぇ~」。美味しくいただき1350円を支払って外へと出る。

 

 さぁ、『ほの湯』温泉へPM1時に出発をする。いつものサウナと水風呂を4回入って、休憩室で仮眠をするzzz。充実した一日が終わろうとしとる。明日は明日の風が吹く。PM4時22分に帰路につく。PM5時に帰宅。やりたいこと50の一つである広島新四国八十八ヶ所巡拝は「結願したぜぇ~」「それがどうしたん?」とウメ(柴犬)犬が言っとるような…。

 

 おあとがええようで…。