とき:2023年12月3日(日)

ところ:愛媛県新居浜市角野新田町(山根公園)

 

”関門”

 

 前日の土曜日はAM4時43分に起床する。車中泊をするために妻に毛布を用意してもらう。初冬で温度計がマイナスを示すことがあり、毛布は3枚用意してくれた。このマラソン走る人は一回コースは違っとったが走った記憶がある。別子銅山跡があり、1691年(元禄4年)の開坑から1973年(昭和48年)の閉山まで283年にわたり約65万トンの銅を産出し、日本の貿易の近代化に寄与しとった。道の駅マイントピア別子があり、早めに大会会場に着き、見学をすることを念頭に置く。

 

 準備をして、AM10時30分に家家を出る。「行ってきまーす」「行ってらっしゃい」と妻が見送ってくれ、ウメ(柴犬)犬は玄関前まで来て静かに目をワシに向けて無言で見送ってくれる。嬉しいニコニコ。車車のガソリンが少ないけぇガソリンスタンドで軽油を注ぐ。これで安心して愛媛県まで往復することができる。沼田PAから高速に入り、山陽自動車道からしまなみ海道を過ぎて今治小松自動車道そして松山自動車道を走る。12時52分に石鎚山SAに着く。

 

 

 昼をすぎたけぇ昼食をとることにする。メニューの中で一番安い価格を探すと、一番安いのがきつねうどん(520円)、二番目に安いのがじゃこ天うどん(530円)じゃった。やはりきつねより瀬戸内海のそばじゃけぇじゃこ天うどんにする。なんのこっちゃ爆  笑気づき。汁まで飲んでPM1時30分に車車へと帰る。

 

 

 いつもの習慣で昼食をとると眠たくなり、仮眠をするzzz。PM2時13分に起床する。よく寝るもんじゃ爆  笑。スッキリして、目的地の山根公園へ向かうことにする。高速道は混まずにスムーズに新居浜ICで下りる。すぐに山根公園前にPM2時40分に到着をする。

 

 

 

 大会前日じゃけぇテントを張ったり、長椅子を組み立てたりしとるスタッフがおって忙しそうじゃ。大会会場の駐車場が分かったけぇ走るコースを確認して道の駅へと行くことにする。コース図を見ながらハーフコースを走る。最後までの下りがない上りじゃ。3.5km地点で道の駅マイントピア別子があり、ここが第1関門(17.5km地点)じゃ。関門を通過するにはAM11時30分前に走り抜けんといけん。青龍橋を渡り、鹿森ダムを右に見てどんどん上っていく。折り返し地点の坂は急坂で、ここは歩くしかない。

 

 コースを見学したけぇ道の駅まで戻ることにする。PM3時33分に到着をする。近くを散策しようとマイントピア別子の玄関へと向かう。「あれ~びっくり!?」。看板に”休館のお知らせ【11月27日から12月27日】”と記されとる。せっかく来たのに残念じゃえーん

 

 

 

 河沿いを歩いて紅葉もみじを楽しむ。

 

 

 

 歩いとると河に鉄橋がかかっとる。この鉄橋は端出場ゾーンの四通橋と第四通洞と記されとる(輸送の合理化を図るため大正4年に開通した別子銅山の大動脈。アーチ型の堅固なトンネルの入口には、住友家第15代家長、住友吉左衛門友純の筆による『第4通洞』の文字が深々と刻まれとる)。写真カメラを撮る。

 

 

 

 

 

 

 車車へと帰り、第1関門の場所を写真カメラに撮り、PM4時にナビで温泉温泉を探し、新居浜温泉が近くにあることが分かり出発をする。車中泊する所も行きながら探すことに…。温泉温泉にはPM5時11分に到着をする。

 

 

 近くにコンビニがあるしここの駐車場で車中泊も良いなと思ったが、まずは温泉温泉へ入ることにする。自動販売機で入湯券を取って受付に渡す。更衣室に入り、服を脱いで身体を洗う。そしてすぐにサウナに入る。けっこう満室に近い。いつものパターンでサウナ4回水風呂4回と露天風呂、と他にはない室内が45度でぬるい湯に5人しか入れん特異な風呂があり楽しむ音譜。天井にはイルミネーションがあり、心が安らぐキラキラ。PM7時30分にあがり車車へと帰る。

 

 最初はここで寝ようと近くのコンビニまで確認のため歩いてみるが妙にしっくり来ん。場所を変更することに。山根公園前の橋を渡った先にコンビニがあることに気づく。そこで夕食をとり、車中泊をしようと考える。大会会場まで約300mじゃけぇ迷うことはない。よし、そこにしよう。一番奥の所へ駐車して夕飯の支度をする。コンビニでコク旨デミソースオムレツ、ワンタンしょうゆ味、ドライゼロ350を買ってイートインで食べる。誰もおらんかったけぇゆっくりと食事をすることができた。「あ~美味い!」。

 

 

 PM8時に車車へと帰り車中で寝る支度をする。テレビテレビを見とると眠たくなり、PM8時30分に就寝をする。おやすみなさいzzz

 

 日曜日はAM4時45分に起床する。コンビニでトイレトイレを借りて、朝食の食材は金ちゃんヌードルカップラーメン、シャキシャキレタスサンドパン、たまごのロールケーキ、マイルドカフェオレ30、1日分の野菜、明治R-1ドリンクを買ってイートインで食事をする。今日も誰もおらん。ゆっくりと食事ができる。嬉しいニコニコ

 

 

 AM5時46分に車車へと帰り、大会会場の参加者駐車場であるグランド前に車車を駐車して開門を待つ。なかなか開く気配がない。待つこと1時間。やっとトラックが来てバルーンアーチの門を設営しにかかる。3人で約30分かかって出来上がる。

 

 

 誘導員が近づいて来て開けてくれ中へと入る。メイン会場へ一番近い所へ駐車をする。荷物を持って体育館内へ陣取る(AM7時11分)。スタートAM9時まで余裕があるけぇ近くを散策する。生子山(えんとつ山)の麓に神社神社があり、階段を上がってお参りに行く。

 

 

 何か騒がしい声がする気づき。獣の声じゃ。柿の木の上から聞こえてくる。見上げると、ななんと猿猿の群れじゃびっくりハッ。数匹かと思ったがあちこちにおるわおるわ数十匹の大群じゃ。神社神社の境内に屋根や垣根に…。写真カメラを撮りまくるが相手は素早く動くけぇ撮れたかどうか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 参拝を済ませてお願い、別子銅山記念館へと向かう。玄関先に”あかがねマラソン開催のため休業”と記されとる。残念じゃがしょうがないえーん。河向こうに神社の鳥居神社が見えるけぇ橋を渡り行ってみる。由緒ある神社神社と思われるが参拝するには時間が不足しとるけぇ、写真カメラを撮って諦めて大会会場へと戻る。

 

 

 

 

 

 大会ゲストは箱根駅伝4年連続5区区間賞の柏原竜二さんじゃ。新居浜に『山の神』降臨じゃ。写真カメラを撮っておく。

 

 

 スタート時間が近づいてくる。後方へと下がり、スタートを待つ。AM9時の号砲が鳴るクラッカー。さぁ、ハードなほんまにほぼ山道じゃ。標高差約500mを走ることになる。ゆっくりと足を前に出す。足の調子は大丈夫なようじゃ。ゆっくりマイペースで走る。給水1でスポーツドリンクを飲む。道の駅を通り過ぎ、青龍橋を渡り給水2の鹿森ダムでスポーツドリンクをいただく。

 

 あと6km上ると折り返しじゃ。給水3はスルーをして清滝トンネルに入る。中は外より温度が下がってヒヤッとするあせる。やはり上に行くほど温度が低くなってくる。大会の注意事項では頂点は4度とのことで、手袋があれば持参した方が良いと言っとった。当然ワシは手袋をしとって良かったグッ

ここから急坂になる。想定内じゃけぇ早足で歩く。「折り返しまで100mです。頑張ってください」とスタッフから声がかかる。

 

 やっと折り返しじゃ(AM10時30分)。第1関門までの時間、余裕は60分ある。充分間に合う距離じゃ。右足を庇いながら走る。走っとるとトイレトイレに行きたくなり便を催す。給水4が過ぎて給水3で用を足せばよかったのに通り過ぎてしまう。もう漏れそうになる。給水2の鹿森ダムまでもつか…。急に足早になる。何人かを抜かしてやっと給水2のトイレトイレに着く。入ろうとしたら男性トイレ男性トイレは誰かが入っとる。スタッフの女性が気を利かせて女性トイレ女性トイレに入ってくださいと言われ助かる。「ほっとしたぁ~照れあせる」。

 

 なんとかやばかったがお礼を言って走るが、予定の時間に余裕がなくなる。給水1の道の駅マイントピア別子が第1関門(17.5km地点)AM11時30分に通過せんといけん。もう諦めて歩くランナーもおる。そのスピードでは関門に引っかかるランナーもおる。ワシは決して諦めん。足幅を短くして走る。「間に合ってるよ~」とスタッフのOKのサインが出るOK。時計を見ると3分前じゃった。ワシの後ろのランナーは全員オーバータイムになる。

 

 まだ最後の関門であるゴールは12時までじゃ。30分しかない。急ぐ。残り3.6kmをひた走る。何人抜いたじゃろうか…。ゴールが近づいてくる。右に90度曲がるとゴールじゃ。テープカットしてゴールする。「やったぁ~!」。間に合った。近くにおった女性に写真カメラを撮ってもらう。

 

 

 

 お礼を言って完走証をいただく。なななんと2時間50分55秒でまだ9分5秒余裕があったびっくり気づき。男子617人中505位じゃ。ワシの後ろに112人おったことになる。73歳のバカ走りじゃ爆  笑

 

 体育館へと入り着替えて帰路につく。せっかく新居浜へ来たけぇ妹に土産を買って帰ろうと思い、観光案内と特産品販売の『ここくるにいはま』へ車車を走らす。新居浜駅前にそれはあり、駐車して寄ってみる。店の女性に特産品を聞いてみると「御栗タルト」と「紅まどんなタルト」が良いとのことでそれを注文する。

 

 

 

 お金を払って車車へと帰る。「さぁ~広島へ帰るでぇ~!」(12時41分)。充実した一日が終わろうとしとる。明日は明日の風が吹く。瀬戸田PAで仮眠しzzz、PM4時7分に帰宅する。「これで良いのだ」「メシを食って早めに寝るぜぇ~!」。

 

 おあとがええようで…。