滋賀県近江八幡市のJR篠原駅で快速電車のブレーキレバーが折れたトラブルで、JR西日本が以前、同じトラブルを受けて約200車両のレバーを交換したのに、この快速電車だけ交換していなかったことが20日、JR西の調査でわかった。JR西は「ご迷惑をおかけし申し訳ない。原因を調査する」としている。

 JR西によると、平成13年10月、JR守山駅を出発した新快速電車で、運転士がブレーキレバーを操作した際にレバーが折れた。運転士はレバーをつなぐ土台のネジを操作し、電車を緊急停止させた。

 このトラブルを受け、13年度中に、同型のレバーを搭載していた全約200車両のレバーを、材質を強化した新しいレバーに交換した。しかし、今回の快速電車のレバーは旧タイプだったことが判明。旧タイプを使用した車両はほかに確認されなかったという。

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