サマンサ家は男家系という話 | サマンサの萌える毎日の記録

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2018年もよろしくお願いします!!

サマンサ家はいわゆる「男家系」でアタシには女の従兄弟がひとりもいない。

身内の女はアタシと、父の姉のソノコ(仮)だけである。

(ソノコとウチとは縁切り状態なので呼び捨て上等)

あとは全員男で、当然親戚の集まりとか行っても楽しくなくて、

幼い頃はおとなしいオンナノコだったアタシには辛いものがあった。

今となってはなかなか従兄弟たちに会うこともなくてちょっと懐かしい。



ケイイチ(仮)は従兄弟の筆頭。ソノコの長男。

合格した有名進学校を3日で辞め、定時制高校に入りなおした過去を持つが、

真当に就職し、真当に結婚し、真当に家庭を持ち、2人の子の父親となった。

従兄弟の中でいちばんマトモっぽい人生を歩んでいるようだ。

ケイイチは昔から礼宮(現秋篠宮)に似ていると言われていて、

いつもそれをネタにウチの母エミコにいじめられていた。

それをいつまでも根に持っていて、ことあるごとに

「エミコのおばちゃんにはよういじめられたわ」等と言っている。

ソノコとウチとは切れているがケイイチとは切れていない(はず)。

いつもひとりだったアタシ(女ひとりだったからねぇ)をよく遊んでくれていた。

面白くて楽しい男で、やっぱり筆頭らしくいちばんしっかりしていたと思う。



その下にシュウジ(仮)。ソノコの兄の長男。シュウジはおたくである。

ソノコの兄とはつまりアタシから見たら伯父さんで、アタシが高校のときに亡くなった。

伯父さんは書の道では有名な人で、伯父さんというよりも「先生」だった。

でまぁ、シュウジがおたくだというハナシ。

シュウジはやたらと言葉の端々におたく的な香りを匂わせたがる男だった。

それで相手から「それ何?」と質問されて説明するのが好きなのだ。

以前こんなことがあった。

親戚が集まったときTVで「幽遊白書」をやっていたのを見ていた。

アタシもいたし、たかぴょんもいて、シュウジの弟のツヨシ(仮)もいた。

ただなんとなく始まったから見ていたところにシュウジがやってきた。

なんということはなくアタシらは静かに見ていただけなのだが

シュウジはとにかく口を開かずにはいられない男なのだ。

画面には蔵馬と飛影が映っていたところに

「女の子ってさークラヒエとかってやおい好きだよねーー」

そこにいたアタシ、たかぴょん、ツヨシみんな「はぁ?」だ。

心の中では「はぁ?」で「アタシのコメントを求めとんかコイツ」だ(笑)。

そこでシュウジは「やおいって何」とかいう質問受付中だったと思われたが、

みんな無視してた。ノーコメント。それがシュウジのあしらい方なのだ。



そしてそのおたくなシュウジの弟のツヨシ。兄に比べると実に普通だ。

8年行って大学を卒業できなかったシュウジと違って、

大学もマトモに卒業し、マトモに就職して、今は東京で働いている。

ウチの引越だとか契約のときにハンコ持ってわざわざやってきてくれたいいヤツだ。

そんなわけであのシュウジの弟とは思えないくらいマトモなのである。

最近ハラが出てきて気にしているらしいがそれすらもマトモには違いない。

伯父さんが亡くなってそれから数年後に伯母さんも亡くなって、

シュウジとツヨシはふたりだけになった。

ツヨシは東京だったから残された家はシュウジが継いでひとりで住んでいたが、

シュウジはいわゆる「片付けが出来ない病」なのだった。

そのうえおたくだからもう救いようがない。

そのシュウジの家には一回行ったことがある。

「今日こそあのゴミの山をどうにかせなイカン」「アンタも手伝いぃ」

と勢いたつ母エミコに連れられてわざわざ電車に乗って行ったのだ。

伯母さんがいた頃はきちんと綺麗に片付いていた居間は

シュウジのマンガとLDとCDとゲームソフトで埋め尽くされ

足の踏み場がないどころかゴミの山のように次から次へと重ねられていて

それはまるでバリケードのごとく入る人間を受け付けない雰囲気があった。

しかもまだ封すらも切られていないものばかりが山になっていた。

おたくだから荷物が多い。そこに親の遺産が転がり込んだ。

おたくなシュウジはおたくな物欲に走ってしまったのだ。

台所やトイレやフロはもっともっと恐ろしいことになっていた。

あまりにも恐ろしくてどんなんだったか思い出せないほどである・・・。



いかんいかん、シュウジの話ばかりになってしまった。

あとは、アタシとたかぴょんとそれからたかぴょんと同い年のナオ(仮)。

ナオはソノコの三男である。よって数年前から切れてしまっている。

ふたりは同い年で家も近かったから昔はよく遊んでいたものだったが

「ナオは何やってんだろうな」とたかぴょんが思い出したように言っていた。

どうやらもう数年前のばあちゃんの葬式以来会っていないという。

風の噂にミュージシャンを目指して九州に行くらしいという話を聞いたが、

ミュージシャンを目指すのになんで西に向かうんだ?とふたりで首をひねったものである。



そんなカンジの自己満足の従兄弟トークでした。

たかぴょんとこれで長い時間盛り上がったものでちょっと書きたくなったのさ。

女の子の従兄弟が・・・っていう話を聞くとうらやましかったものですが、

まぁ今となってはこれはこれでおもしろいかもねってカンジです。