読み終わって胸にグッときました。電車の中じゃなかったら泣いていたかも。
長年連れ添った妻に先立たれた老人が
子供たちや周りの人々に支えられつつ自分らしく余生を生き抜いていく。
そんなカンジで、ある意味地味なハナシなんですが(笑)、
優しい気持ちになれるようなお話です。
なんとアメリカの推薦図書にもなっているらしいです(笑)。
妻が死んでから、老人の周りに現れる不思議な白い犬。
白い犬は老人の前にしか姿を現さないので、
子供たちは父親がおかしくなってしまったんじゃないかと心配したり、
心配するあまりに行動を制限しようと見張ってみたりするんだけど、
それもこれも全部、父親を思いやっての行動ですしね。
ずいぶん大勢の人間が出てきたり、
老人の日記がメインで進む部分があったり、
でも日本語訳が良いのですごく読みやすいです。
大人のためのメルヘン。あなたには白い犬が見えますか。