・・・なんだかんだ毎回文句を言いながらも必ず観に行っているという、劇団☆新感線の「歌舞伎」という名の毎度おなじみチャンバラ劇でございますよっと。
今回は藤原竜也様がついに満を持して新感線の舞台に登場ですよ!!!
・・・という感じなのでしょうが、正直もったいない使い方でございますよ。竜也さんは舞台でこそ観るべき人であって、その演技力たるや・・・なんて私が言うまでもない素晴らしき実力者でありますのに、こんなワンパターンのチャンバラ時代劇(でもいつも舞台は架空の国。だけど展開がいつも同じ)でどう使われるのかなと思っておりましたが、まあ、さもありなんというか。
あ、ちなみに私の今回のお目当ては高橋克実さんですから(まじで)
ということで感想を書くほどのストーリーではなかったので(だっていつも同じだし)
今回は豪華なキャスト別に感想。
ラギ(藤原竜也)
全体的には気負いもなく楽に演じていたように見えましたね。しかし実の母をそれとは知らず愛してしまうという禁忌に苦しみ、そしてなぜだか「愛することは殺しあうこと」という悟りに至った後半部分は、前半とはまったく違う人間になっていました。ここらあたりはさすがだなと思いましたね。(ただストーリー展開のいきなりっぷりは否めない・・・)母を愛すというのはやはり身毒丸のオマージュなのかなあ。
シレン(永作博美)
テレビで観るのと同じ、アラフォーとは思えぬ小柄で可愛らしい方でした。
セリフ回しがやはり舞台向きではないのか、早口になるとかなり聞き取れない部分もありましたね。あとは暗殺者のときの衣装がちょっと。暗殺者とはいえ、せっかくなんだからもっと素敵な衣装にしてあげても良かったろうなあ。
ゴダイ(高橋克実)
やはり何をやらせても十分すぎる存在感がありますよ。さすがでした。藤原竜也もそうですが、彼のような実力者はもっと内容のいい芝居で観たいですね。ゴダイは出番こそ多くはないですが、記憶を無くしたゴダイと権勢を振るっていた頃のゴダイとを十分すぎるくらいに演じ分けておられました。
あと北村有起哉さんなどはもったいない使い方だなって感じでしたね。いつもの劇団員さんたちも。
客演が豪華なだけにいつも劇団員の彼らは周りの役を演じることになり、よって同じような役回りになってしまうというのももったいない。いやまあ、あんな橋本じゅんさんやこんな高田聖子さんは安定の変態振りで大好きだけどねww
新感線の感想を書くといつもこんな感じになってしまうんだけど、結局はまたキャストの良さに釣られて行ってしまうのであった。だって物語の舞台とか役柄が違うだけでいつも展開が同じなんだもんな。
まあなんだかんだでこの安定の薄っぺらいチャンバラ劇を実は愛しているのかもしれませんが。
