「カリギュラ」 | サマンサの萌える毎日の記録

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2018年もよろしくお願いします!!

カリギュラ


・・・・・・まあ、なんとも難解な舞台であることよ。
そりゃもう、あからさまに小栗目当てで観に行っているチュプたちの感想が、
「小栗君がすごかった!」だけで終わってしまう理由も分かろうというもの。

カリギュラとは、ローマ帝国時代の皇帝。その悪行振りは悪名高きネロ以上です。
私が持っている「世界史・悪の帝王たち」(桐生操著)の最初に載っているくらいww
歴史ヲタなので、こういう本でカリギュラの存在を知ってはいましたが、
カミュの原作は読んだことがありません。
実は私はカミュの著書は苦手・・・。
内容が、哲学的というのか、とにかく論じるのが好きなのか。
それがこの舞台にそのまま投影されていて、とにかく論ずる舞台でした。

小栗カリギュラはチュプの皆さんがおっしゃる通り、とにかくすごかったです。
第一幕、虚ろな足取りで舞台に現れるカリギュラ。
愛していた妹を失ってあと、「月」を探して彷徨っていたという。
静まり返った空間で亡霊のように彷徨うカリギュラの姿が恐ろしかった。
それほどの圧倒的な存在感がありました。小栗カリギュラ。
狂人の振りをして、ときには相手を試すように論じ合い、
ときには正気に戻ったように詩を詠う。そしてまた軽薄な振りをして笑う。
彼がとにかく忙しい様子は「情熱大陸」で見たとおり。
そんな中で、小栗さんはこれだけの難解な長ゼリフを完璧に覚え、
カリギュラという役を完全に物にしていました。
「アイドル俳優」だなんて口が裂けても言えないよ。彼は本物の役者です。

周りの役者さんたちもよかったと思います。
カリギュラを想う、汚れのない少年のようなシピオン役の勝地涼君。
罪も業も超越してカリギュラを愛し続けるセゾニア役の若村真由美さん。
このお二人はとくに印象的でしたが、レベルの高い役者さんたち全員が、
その「カリギュラ」という舞台を素晴らしいものにしたのだと思いました。。。

しかしまあ、とにかく難しい舞台でした。
セリフが多いので、セリフを理解しないと物語が理解できない。
私はというと、途中で集中が切れてしまってついていけず・・・だめだめでした。
もう少し、分かりやすいものの方が楽しめるかなと。
このいう展開の舞台は、もう少し時間が短いほうがいいんじゃないかな。

とにかく小栗さんはすごかった!!!

・・・このチュプ的な感想がすべてを物語っていました。

城田君が来てた。イケメンつながりwww
大きいしすっごい目立ってたんですけど、アンコールではスタオベしてました。いい人だわ。