綺麗な箱。 | あお色のたね、きん色のみ

あお色のたね、きん色のみ

A Blue Seed and a Golden Fruit
Subtle, Slight, Trivial Happiness of My Sweet Days
自分を受け入れる。自分を楽しむ。自分をゆるす。自分を愛するの日々。

美しい箱があったとして、

中身も美しいとは限らない。


善行の責任について考える。


責任は、果たせなくなる時もある。


その時にどう対処するのか?

そこに人間性は集約される。


どこまでも人を蔑む方法を見たら、

それは人生の教訓でしかない。

悪行にはもちろんのこと、

善行もそこには責任が伴い、

その不履行時は決して

責めの対象になりはしないが、

その対応には人間性が表れる。


人生にはいい時も悪い時もある。


悪い時を長引かせるのは、

結局、自分自身なんだな、と思う。


綺麗だと思っていた箱が、

実ははりぼてのすっからかんで、

中身は何でもなかったんやなぁ。


残念よね、本当に。

はりぼてで、弱くて、

ぼろぼろで残念。

ま、もう知らんけど。

もう忘れるからどうでもいいけど。


はっきり言えるのは、

私の育てた子は

人間的にずっと上等だ、ってこと。

本当に、本当の綺麗な箱で、

中身も素敵でぎっしり詰まっている。

それがわかって良かったわ。


私もうちの息子みたいな

人間になりたい。


そんな風に思うことが

新たに分かった日。