美しい箱があったとして、
中身も美しいとは限らない。
善行の責任について考える。
責任は、果たせなくなる時もある。
その時にどう対処するのか?
そこに人間性は集約される。
どこまでも人を蔑む方法を見たら、
それは人生の教訓でしかない。
悪行にはもちろんのこと、
善行もそこには責任が伴い、
その不履行時は決して
責めの対象になりはしないが、
その対応には人間性が表れる。
人生にはいい時も悪い時もある。
悪い時を長引かせるのは、
結局、自分自身なんだな、と思う。
綺麗だと思っていた箱が、
実ははりぼてのすっからかんで、
中身は何でもなかったんやなぁ。
残念よね、本当に。
はりぼてで、弱くて、
ぼろぼろで残念。
ま、もう知らんけど。
もう忘れるからどうでもいいけど。
はっきり言えるのは、
私の育てた子は
人間的にずっと上等だ、ってこと。
本当に、本当の綺麗な箱で、
中身も素敵でぎっしり詰まっている。
それがわかって良かったわ。
私もうちの息子みたいな
人間になりたい。
そんな風に思うことが
新たに分かった日。