2021年7月12日(月)D-day。 | あお色のたね、きん色のみ

あお色のたね、きん色のみ

A Blue Seed and a Golden Fruit
Subtle, Slight, Trivial Happiness of My Sweet Days
自分を受け入れる。自分を楽しむ。自分をゆるす。自分を愛するの日々。

ワクチン一回目が終了した。


居住地区からの案内では最速で8月4日だったのだが、妹が働いている病院でキャンセルが出たので、そこで接種してもらった。


感想は、「インフルエンザより痛くない」だった。


ただ、私はペニシリンにアレルギーがあって、全身に麻疹が出る、と言うことで大事を取って摂取後の拘束時間が、普通15分のところ30分になった。


2度目はきっちり3週間後の同じ時間。


待っている間にどんどん痛くなってくるのは気のせいだろうか。

待ち時間にこれを書いているのだ。


妹は元気に働いていた。

私とは本当に違うわー、と思った。

テキパキ。

「私の姉やねん」と問診、処置と入ってくれて助かりました。

皆さん、親切でした。ありがとうございました。


所で、石田ゆり子さんのハニオ日記を青い箱入りで売るのに協力した家具店TRUCKのhirinkoさんが、その家具屋のすぐ隣でやっているカフェ、Birdに寄った。

2度目の来店だ。

大阪万歳みたいな住宅街にポツンとまるで異次元並みの雰囲気満点で存在するカフェ。

近所の価格レンジをガン無視したお値段!

とにかく、とにかく高い。

ホットサンドとアイスティで約2000円だ。

お土産にドーナツいかがですか?とすすめるほどにドーナツが売りらしいのだが、ケーキドーナッツが1個200円。

とにかく高い。国産有機小麦使用なのかしら?

全部美味しいんですけどね。

でも、一番美味しかったのは、サイドについてきた玉ねぎとセロリときゅうりのピクルスだった。

ディルの風味が実に綺麗に効いている、懐かしいアメリカの味だった。


ああ。今分かったけれど、アメリカがコンセプトなのかな。

ベイエリアのカフェで供されるようなラスティックなパンに本物のハムと酸味のきいたマスタード、スイスチーズ。

…そら、高いわな。


カフェの隣には本命の家具屋TRUCKがあって、またまたそこの家具が笑えるほど高い。

私に家具の価値は分からないのでどうしようもない。

うちのお孫3号が喜びそうな、背のとても低いスツールが一脚4万円をどどーんと超えていく。で、それがお店の中で最もお安い家具だった。


だが、TRUCKは東京やら日本中のセレブたちに大人気で、そんな彼らがぽぽーんと買ってゆく。そういったオシャレな、木を大切に使った家具なのだ。

お店を一巡りしたら、価格帯にも慣れてくる。そして、26万円の小さな、4人人が座ったらきゅうきゅうになりそうな丸いダイニングテーブルが「安いな」と思えるようになるマジックも兼ね備えている、そんな家具屋さんだ。


さて。

今帰り着いた。


絆創膏がついていた筈なのに、無くなっている。

「あれ、ない!?」と思うと、鈍痛が増した様な気になるから不思議だ。


今は肩が痛いような気もする。

産生が始まって、もう首まで上がって来てるんかな、とアホなことを考える。


病院は少し懐かしい場所にあって、懐かしい日はもう帰ってこないんだな、と少し感傷的になった。

賑やかで、我らは若く、子供たちがまだ本当の子供だった時代の話だ。

とかく、人生は短く、そして変容に満ちている。


とは、私の感慨だ。


2回目言うけど、次はきっちり3週間後。

深く考えず、淡々と行こう。


うちのベランダのぼうぼうか?と思うほどグリーン。


窓の外に見える建物がTRUCK。



Birdにて。

スイートポテトサラダにはレーズンが入っていて、好き嫌いが分かれるな、と思いながら私は大好きだった。

とにかくピクルスが絶品。本物のディルの香り。

パンがとてもとても美味しかった。

グリーンもシャキシャキ。非の打ち所がない。

が、いかんせん梅田セントラルなお値段。

急かされる事なくゆっくり食事できるが、店から出て驚いたのはどこかのラーメン屋並みに列が出来ていた事だ。

早めに来て良かったです。

次回はお昼を済ませて、お茶にしてみよう。