禍転じて福となった話し。 | あお色のたね、きん色のみ

あお色のたね、きん色のみ

A Blue Seed and a Golden Fruit
Subtle, Slight, Trivial Happiness of My Sweet Days
自分を受け入れる。自分を楽しむ。自分をゆるす。自分を愛するの日々。

この間、流れの話しを書いた。

人も物もちゃんと見極めて
心ときめく人と物だけ残すと言う話し。

それでも、人はやはりちょっと難しい。

だが、何度もやり直す気持ちで対峙するも
「あーやっぱり無理!」と思った過去の
経験から今回は距離を置くことに専念した。

そしたら、本日就業中にデスクの所へ現れ、
大きな声で自分の言いたいことだけ
罵って去って行った。
「声が大きい」と言っても、
「後で話そう」と促しても、
とにかく「ちゃうねん、ちゃうねん」と
暴れるかのように大きな声を出す。

とは言え、私にはなんら言いたいことは
実のところ無かった。
だって、もう心は決まっていたのだから、
これ以上話す必要もない。

しかしながら、なんだか薄気味悪かった。
アラカンの金髪に頭を染めたおばちゃんが、
マツエクで長くした睫毛で縁取られた目で
こっちを睨みながら轟々怒鳴る。
何を言ってるのかも分からない。
早く立ち去って欲しかった。
適当にあしらいながら、
「本当にこの人、断捨離することに決めて
本当に本当に良かった」と
自分の見る目の確かさを素直に喜んだ。

なんか台詞は忘れたけど、
捨て台詞を吐かれて立ち去った後
ちょっとのこと考えた。
「なんかもっとこう、なんで言うのかなぁ、
もうちょい上手くやれんかった、私?」
みたいな?
同時に「終わったぁー、終わった!」という
安堵感もあった。

流れを変えない、と言っていた私だが、
結局、蓋を開けてみれば、
金髪おばちゃん心は16歳が
自作自演で自ら流れ去って行ってしもうた。

それに気づいた午後10時、
「すわっ!!!」と手を打った!

勝手に、急流滑りの如く流れて行った!
私が変える変えない以前に!

もう罵声の語尾は煙る滝壺に吸い込まれて
しまって空気中に霧散したわ。

あの爬虫類にも似た正気のない目を
今後毎日見なくていい!
毎日否定的で面白みにかける話もなし!
恐らく、噂話の蔓延、私の悪口吹聴など
二次被害はあるだろうが、
そんなのどーでもいい!
被害は最小限に食い止められた!

禍転じて福とあいなりました。

ニヤニヤ
どー考えてもこれ以上のハッピーエンドはないだろ。

全てを浄化してくれるPort Meadow 。
この曇り空が大好き。