​愛があればなんとかなる


今日は、人との出会いについて⭐︎

夢を叶えるには仲間が必要。

どんなに小さな夢でも、仲間がいるから叶えることができる。

これは、先日書かせていただいた「他力とは本能的な人間の営み」にも繋がってくる話になるのだけれども、だからこそ、人との出会いには意味がある。


人間関係がうまくいかない時は、大体自分に原因がある。
やっぱり世界は自分の心が映し出しているのだ。

ちょっと痛い核心を突くならば、わずらわしいと思う他人の存在も自分が生み出している。



高校生の頃、寮で同室の後輩になぜかめちゃめちゃ嫌われていたことがありました。

でも、彼女はめちゃくちゃおもしろい。
生粋の関西人でノリが良くて、私とは真逆のタイプ。

嫌われていたのは残念だったけど、不思議と苦痛ではなくて、私はその子のことを好きだったし嫌いになれなかった。 

でも、嫌われているから話しかけないでおこうという姿勢でいました。

数日後、彼女からツッコミを受ける機会があり、(ボケ担当でした)その後めちゃくちゃ仲が良くなって、好いてくれるようになった。(話の文脈が唐突でごめんなさい)

振り返ると、嫌われたことをきっかけに「積極的に人と繋がろうとしない」などの自分の至らなさを認めたタイミングでもあって、人に対して寛容でいられるようになった頃だったと思います。

アリストテレスは、人との関係を『友愛(フィリア)』と呼び、幸福のために最も大切なものと考えました。

友愛とは「愛されること」よりも「愛すること」とおっしゃいます。

愛というものは、愛されることによりも、むしろ愛することに存すると考えられる。 

『ニコマコス倫理学(下)』より引用


「好かれているのか、愛されているかどうか」が人間関係を築く考えのベースになっていたので、先ほどお話ししたような出来事が起こったのではと解釈しています。

アリストテレスを引用しておきながら、身の縮こまる結論ではあるのですが、愛があればなんとかなる。

ここで言う愛とは、「利他的な愛」のこと。

愛や寛容さを持って接すれば、多少のトラブルが生じてもそこから学びを得て上に上がることがきます⭐︎

本日のまとめ
人との出会いには意味がある。
愛があればなんとかなる。

お読みいただきありがとうございました💗

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