エンプラ闘争 | 映画とお洒落の尽きない話

昨日、地方のニュース番組で「エンプラ闘争」を知った。

同じ九州に住んでいながら不覚にも全く知らない出来事だった。

wikipediaでは佐世保エンタープライズ寄港阻止闘争とある。

1968年1月、アメリカの原子力空母エンタープライズの佐世保基地への入港に対して行われた反対運動で、機動隊との衝突もあり暴動事件にまで発展した、ということらしい。

その詳しい内容についてはもっと知っておきたいと思える事柄なので追々勉強したいと思っているけれど、昨日のニュースで私が驚いてしまったのは、1968年1月の反対運動以降、毎月19日にデモを行い続け、それが50年続き、この1月のデモが600回目だったということ。

途絶えさせてはいけないという思いの熱量、50年参加し続けてきた人たちの人生。

私にとっては圧倒的過ぎた。すごい、と率直に思った反面、なぜかしら、少しの怖さを感じてしまう自分もいた。

なぜなのか。

これは善し悪しではない、このことを知らなければいけない、考えなければいけないのだ、そういう気持ちにさせられた。

40年以上生きてきたけど、知らないことが多すぎる。