御座候というお店の太鼓饅頭(そんなカテゴリー的呼び方で正解なのか?)そんなのがあるのを、ご存知でしょうか?


あんこがいっぱい入った直径7〜8cmの丸いほかほかのおまんじゅうで。
御座候は、固有名詞。
この類のスイーツは、ショッピングモールのフードコートなんかにもよくあるものです。




私の住む地域ならば、洛西高島屋にあります。
あ、河原町高島屋のデパ地下にも。
あったかな?
もうないのかな?


黒あんこと、白あんこの2種類があり。
非常に安価で、あんこたっぷり。
とてもカジュアルな、人気のおまんじゅうです。
  
みんな、出来立て!(このほかほかがいいねん)を、嬉しそうに、買って帰らはります。


そしていつも我が家は、白あん6個を買います。
そして、買って帰って、1個だけは。
半分こして、そのまま食べます。
残りは、夫が、個別ラップにくるみ冷凍保存します。


後日冷凍ラップのんを食べたい時は、電子レンジとオーブントースターを駆使し、出来立てを蘇らせるべく、二度手間をかけます。
その手間で、出来立てのあの感じが蘇るものではないのですが。
それでも、御座候の二度手間ほかほかおまんじゅうは、充分美味しいです☺



買う時。

御座候ブースはガラス張りで。
その中に、丸い凸凹型の店専用の鉄板があって。
熱気むんむん、ガラス結界のこっちにまで、熱が伝わってくる。


鉄板の丸く凹ボコってる所に、皮になる練った粉のんを、適量流し入れ、細長いあんこ乗せ器具から、1個分づつのあんこを、器用に手早く、乗せて行くんです。



私は、こういうのを。
ガラス張りの向こう側で(暑いやろうなぁ)展開される御座候製造工程作業を見るのが、大好きです。
🙄きっと、この作業の研修とか、あると思うんだ。



更に加えて。

我が家ならば6個やから。
「白あん6個ください」と、言うと。

洛西高島屋の御座候の、ちょっとポチャめの妙齢の女子(この道何年だろう?!)店員さんが、にっこりとハキハキと、対応してくれる。



それはそれは見事な手さばき(こんな平凡な形容の言葉😅)で、チャチャっと御座候専用の長細い箱に、それはそれは器用に、6個、丁寧に、でも手早く、きちきちに詰めて。

1枚の包装紙の上に箱を乗せた、その6個入りの箱を、くるくる回転させるが如く、両手でなんやかんや、しゃしゃしゃしゃっとやってはって‥‥‥
魔法の手際で、包装紙でくるまれたものを‥‥‥


😃ポンとレジ横台に置き。
と、同時に、横のレジ作業に移らはる。
滑らかな電光石火や。


テキパキという音が聞こえて来そうなくらい、やり仰せてしまわはる。


🙄家に戻って、のんべんだらりと食べながら。
御座候、楽しかったなぁ。
あんなに、早く行動できて、見習おうって、思うん。
ちょっと、落ち込んだりもするくらい😅

加えて、あのポチャ女子店員さんの人生を、こっそり尊敬する。



何べん見ても、楽しい。
人に喜びを与え、待ち時間も楽しませて。
「そら、仕事やん」と、夫は言うだろうが。
私はきっと、すぐ飽きる😥



喜びも悲しみも。
体調良くなくても、にっこりハキハキと、笑顔に乗せて、長方形の箱に入ったおまんじゅうを、手渡してくれる。
幸せのバトン。



あの白あんこの御座候は、買い続けなあかんねん。





さて、私のあんこは。


昨日、京都高島屋のデパ地下にある富澤商店で買った、白花豆を茹でました。
柔らかく茹でた半分は、白米と一緒に炊き込み。


残り半分を、ハンドミキサーでつぶして、メープルシロップ、ブランデーを加えてあんこを作りました。


水分多めの柔らかめに仕上げて、いくらでもいけちゃう😋美味しさです。

今日1日もつか、心配なくらい😂😂😂